イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

4月7日(火):あぁ、エルサレム エルサレム


あぁ、エルサレム エルサレム (ルカ福音書13章34節)

エルサレムアブラハムがその十分の一を献じたシャレムの王、大祭司メルキゼデクの住まうところ、ダビデの町、平和を意味するこの聖なる都をイエス様はかくも悲しみをもって見下した。その預言のお言葉によって、エルサレムは終焉を迎えよ

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うとしていた。神の深い憐れみによって、その時まで40年近い猶予の時を与えて下さったのだが、復活の主イエスを信じない者たちは、最初からボタンをかけ違えた。武力によって、イスラエルの栄光を現わそうとした者たちが反乱を起こした。紀元70年、ローマ軍に包囲されたエルサレムは、143日の後に陥落した。歴史家ヨセフスによって記された、その有様は峻烈を極めたという。60万とも70万ともいわれる戦死者の数はにわかに信じがたいが、いずれにせよ、その都エルサレムは完膚なきまでに打ち砕かれた。マサダの要塞で戦ったユダヤ人の女、子供の最期は、我々の涙を誘う。しかし、主の預言のお言葉を聞いていたキリスト者たちは、事前にヨルダン川を渡り、ベラへ逃げのびたと言われている。・・・主イエスの御目にはエルサレムはすでに存在していなかったかも知れない。・・・ソロモンの神殿も、ゼルバベルの神殿も、ヘロデの神殿も、エルサレムの滅亡と共に我々の前から姿を消した。・・・イエスというお方のすごさは、次のことばに表れている。【あなた方が父を礼拝するのはこの山でもなく、エルサレムでもない、そういう時が来ます】これが、サマリヤで、あまり評判のよくないサマリヤの女に語られたのです。・・・パリサイ人よ、律法学者よ何とうなじのこわい者たちであったことか!!!そのために、この大切なお言葉を聴き逃した。・・・・

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