イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

4月8日(水):護民官

f:id:dotadotayocchan:20200328094203j:plain




護民官:ごみんかん ;trbunsu plebis    トウブヌス・ブレビスは、BC494年に平民を保護する創設された古代ローマの公職である。平民のみの就くことの出来る公職であって、身体不可侵権などの特権をもっていた。ローマの国家体制に組み込まれ、元老院の決定に対し拒否権を発動出来た。・・・・・・

国民がオリンピックに熱中している時に、消費税の法案が成立した。「俺払わないぞ」と言ってみたところで、通る話ではない。おそらくこれはいろいろな観点からしてとんでもない「悪法」なのだろうと思う。単に我々の負担が大きくなるからだけでなく、その増税や、成立過程、目的などにおいて、限りない「不法」を孕んでいる。・・・・こんな時に日本にも護民官がいて、この法案を一刀両断に切り捨てて欲しいものである。今の日本の政治をみていると、平民、庶民を守る護民官が必要なのではないかと本気で思ってしまう。・・・・昔、松下電器の創業者、松下幸之助が言っていた。自分は、収入の8~9割を税金に取られてしまう、と。江戸時代でさえ年貢は収穫の5割位である。まさに今の国税は「酷税」であると、嘆いておられた。現在は、所得税などは緩和されてはいるが、日本の「酷税体質」は変わらない。・・・そもそも現在、直接、間接を問わずどれだけの種類の、どれだけ多くの税が国民に課せられているのか、日本国民の誰一人として把握していないのである・・・・「松下政経塾」というのがあって、幸之助が創設した。日本の政界に優秀な人材を育てる為である。そこの塾生、が自称「どじょう」と仰る野田首相である。松下さんがこのどじょうさんをどう評価していたか定かでない。・・・・・

いずれにせよ、日本の今の政治は「民主主義」の行きつくところ「衆愚政治」に他ならない。先の原発事故でも、当初から人災であると言われて来たが、政府の調査団によっても明らかにされ、おためごかしに糾弾されたが、責任を取った人はいない。・・・「あぁ、そうですか」というくらいのものである。平民はそんなことはとうに知っていますよ。しかし、どうしようもないじゃないですか。・・・・やはり、我々には護民官が必要だ!!!

f:id:dotadotayocchan:20200401074930j:plain

f:id:dotadotayocchan:20200328103422j:plain

 

f:id:dotadotayocchan:20200406231253j:plain