イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

4月18日(土):従順 迷信 信仰

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今日はあまり時間がないので、パスカルの瞑想録(パンセ)の中から二三の言葉を紹介しよう。

☆ 従順・・・あまりに従順だという理由で、人々を責めなければならない場合も、まれではない。それは、不信仰と同様に、自然な悪徳であり、しかも有害である。(254)

☆ 信仰・・・真のキリスト者は少ないと、信仰についてさえ、わたしは言う。信じている人々は多いが、迷信によってである。信じていない人々も多いが、わがままによってである。両者のあいだにあるものは少ない。(256)

☆ 回心・・・人はしばしば自分の想像を心情ととりちがえる。そして、回心しようと考えるやいなや、回心したと信じこむ(275)

☆ むなしさ・・・この世の空しさを悟らない人は、その人自身がまさにむなしいのだ。(164)

☆ 栄誉・・・ 栄誉の魅力はたいしたもので、それがついているものなら、死さえも、人はこのむ。(158)

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