イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

5月18日(月):偏平足

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国語辞典によれば、足の裏が平らで土ふまずの部分少ない足、と言うのだそうだが、私流に定義すれば、ゴキブリが雨宿り

出来ず、引き返す足。ということになる。私の足は普通で土ふまずの部分が多く、カブト虫が雨宿りし、ちえ子の足の裏はベッタリなので、こりゃだめだと、ゴキブリも引き返す。

おおよそ、扁平足の人は運動が苦手な傾向にある。・・・・・

駆けっこが苦手で、運動会ではいつもビリだったという。ある時一大決心をした。死に物狂いで走れば、ビリにはならないだろうと思い、その年の運動会で、死に物狂いで走ったそうである。100メートルのゴールを切った時、後ろをみると、やはり、誰もいなかった。あんなに一生懸命走ったのにと、今でも悔しがっている・・・・

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どんなに頑張っても、向き、不向きということはある。私も、小学一年生の時、今でも思い出す哀れな出来事があった。・・・・先生が学年の生徒を教室の前に集めて、教室の端から向こう端まで、ジャンプ、ステップ、ホップ、とかで片足で交互に、トン、トン、トン、と渡っていく遊戯をさせた。子供たちはみんな器用に、ダンスをするように跳ねていった。「さぁ、ヨシノリさんの番ですよ」と先生は促した。私には、カラスや鳥さんのような真似は出来ない。どうしたかと言うと。バタ、バタ、バタ・・と向こう側へ走っただけだった。・・・その後どうなったか、なにせ70年も昔の事である、記憶にない。ただ、何とも情けない気分が70年も続いている。

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