イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

6月5日(金):出・自

歳をとったせいか、このところずっと昔の事ばかりやたらおもい出す。そうかな?。とちえ子に聞くと、そうだと言う。聞かなければよかった。・・・・・・

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母方の祖父は、神官で、教育者でもあった。田舎のことでもあるが、教育長まで務めた。伯父もそうだったが、私が覚えているのは宗教家としての「威厳」のある祖父である。母に連れられて実家は行くと、「よっちゃん、おじいちゃんにご挨拶して」よく言われた。私が部屋へ入っると、祖父は脇息に片手を置き、床柱を背に座っている。誰から教わった訳でもないが、

正座し、額を畳にこすりつけるようにして、お辞儀をしたものである。そうするのが習わしだった。まるで、テレビの時代劇の殿様と家臣の謁見の場面である。昨今のように、おじいちゃんが孫を抱いて頬ずりするようなことはなかった。・・・・

幼い心の中で、そうした祖父の佇まいから、私はこの人は神様にお仕えしている人なのだと、おぼろげに感じたものであった。その頃から宗教心が育まれていたのだろうか。・・・・

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ちえ子の姉川村さち、川村牧師に連なる人たちがおられたのは

牧師を志した私には幸いなことであった。身内に牧師4名、宣教師1名、まことに心強いことでもあった。多分、そんな「環境」の中でなければ私など、務まらなかったであろう。

善意のかたまりのような、信徒さんの言葉は、牧師の心臓を射抜く。優しい、優しい信徒さんに囲まれていると、いつの間にか「裸の王様」なっている。この十年近く、深瀬牧師はじめ多くの先輩たちに、支えられて来た。夫々の人達との出会いに、

今は、なるほど、なるほど・・・と思わせられている。

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先ほど、晴美さんから手作りの、おしゃれなマスクが贈られて来た。いろいろな柄模様があって、これなら、都知事のマスクにひけをとらない。・・・・アルを獣医に連れていった。動物愛護センターから譲渡された猫で、去勢してくださいとの約束だったが、その前に「風邪」をひいてるとかで、薬を処方され、またまた、金を盗られた。猫が風邪をひくかね?・・・

この前は、目やにがあるとかで、金を盗られたばかりだ!・・・・・いつになったら、去勢手術が出来るのか見当がつかない、今度は、血液検査だという。私たち同様高齢の猫だ。もうこれ以上は御免だ!!!。

やくざだって、こんなあこぎなことはしない。憤まんやるかたなし。