イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

6月28日(日):信心深い・牛

f:id:dotadotayocchan:20200523081933j:plain


ある人がユダヤ人の農家から、一頭の牛を譲り受けた。農耕用に働いてもらう為であった。その牛は良く働いてくれたが、ある日、いつものように牛舎から出そうとしたが、動こうとしない。引っ張っても、押しても、ステーキにするぞ!と脅してもだめだった。頑として言うことをきかない。困り果てたその人は、元の飼い主に、どういう訳か、尋ねに行った。元の飼い主はしばらく腕組みしながら考えていたが、やがて、得心したように言った。「今日は、安息日で、奴も働いてはいけないと思っているのでしょう。家にいる時は、土曜日の安息日には律法に従って、必ず仕事に就かず、休んでいましたから。信心深い牛ですなぁ、アハ、ハハハ・・・・」

f:id:dotadotayocchan:20200519164759j:plain

 

・・・・・・・・・・・・・牛さんに負けてはならぬぞえ!。・・・・・・・