イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

1月23日(土):牢獄の天使 エリザベス・フライ

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エリザベス・フライは、社会改良家として、また刑務所(昔は監獄と言った)

改良家として特に著名なクリスチャンです。彼女は1780年、英国のノリッジというところに誕生しました。父は、ジョン・ガーニー、母はカサリンといい、共にフレンド派に属するクリスチャンでした。・・・・・

少女期のエリザベス・・裕福な家庭でしたので、何不自由なく育てられましたが、12歳の時母のカサリンを失い初めて悲しい出来事を経験しました。それで父のガーニーは子供たちが淋しくないようにと、何でも好きなようにさせました。人一倍明るくにぎやかで、自分を良く見せたい彼女は

いつも派手な着飾りで、おしゃれで、その上ダンスなども上手でした。教会の集まりは退屈でただ習慣的にお話を聞くだけでした。もしこのままだったら、つまらない一生を過ごす女の子で終わったことでしょう。・・・

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神を信じて・・彼女が17歳のとき、自分の魂がどんなに虚しい状態であるかということに、目覚め始めました。そんなある日、ノリッジの教会に米国のフレンド派の牧師、ウイリアム・サバレが巡回説教にやってきました。サバレノの説教は彼女の心に深い感動を与え、罪の悔い改めへと導きました。こうして、イエス・キリストを信じた時から、彼女の生涯は次第に変わって行きました。大のお気に入りだったあでやかな服も、指輪やアクセサリーも皆捨てて、フレンド派のクリスチャンと同じように、質素えつつましい服に代え、また他の人々為に尽くす生活になりました。・・・

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近くにいる貧しい子供たちを集めて勉強を教えたり、病人を訪問して慰めました。そして自分の日々の生活に注意して次のような規則を作りました。

1・・時間を少しでも無駄にしない。

2・・決してウソをつかない。

3・・人には親切を尽くす。

4・・いつも質素にする。

5・・何事をするにも神を頼り最善を尽くす。

フライ氏との結婚・・彼女が二十歳になったとき、ロンドンに住む同じフレンド派のジョセフ・フライ氏から、熱烈な結婚の申し込みを受けました。主のために仕える一生を考えていた彼女に、フライ氏は出来る限りの協力をする約束をしましたので、よくよく祈った主のお導きと確信し、1800年に結婚し、以来フライ夫人となりました。・・・・・・

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牢獄の天使・・彼女が三十歳に」なった時、初めて悪名高いニューゲートの刑務所を見る機会が訪れました。当時は監獄といって、この世の地獄さながらの目を覆わんばかりの悲惨な場所でした。罪人を改心させるためではなく、罰を加えて見せしめにするしか考えられていなかったのです。そこに入れられたら最後生きて帰れる者は多くはありません。この有様を見た彼女は心動かされ、ニューゲートの改良に着手しました。その結果、次第に監獄の中は次第に、見違えるように変わっていきました。彼女は女の囚人たちに仕事を教え、一緒にいる子供たちのために学校を開き、そして福音を伝えました。中でも彼女が囚人たちに、聖書をひもといて読み聞かせるときは、さながら天使のごとく崇高で感動させられることはないと言われました。どんなに多くの囚人たちが悲惨の中に慰めを与えられ、回心して救われたことでしょう。・・・・・・・・

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このニューゲートの監獄は、こうして英国中の模範となり、国中の注意を引きました。そして、あちこちから招かれれ監獄改良の相談を受け、数年の間に全国の刑務所はすっかり良くなりました。そればかりか、ロシア、フランス、イタリア、デンマーク等の国もこれを見習うようになり、彼女はこれらの国の皇帝や王様に招かれて、相談にのり指導改良に務めました。それで世界中の刑務所が次々と影響を受けて改良されることとなりました。昼となく夜となく求められればいつでも奉仕に出向き、無理を重ねたため、晩年は長い病床にあり、1845年「私はとるに足りない無力の者です。主こそすべてのすべてです」と言い残して、光輝ある生涯を静かに閉じました。

『愛は寛容であり、愛は親切です。また人をねたみません。愛は自慢せず、高慢になりません。礼儀に反することをせず、自分の利益を求めず、

怒らず、人のした悪を思わず、不正を喜ばずに真理を喜びます。すべてをがまんし、すべてを信じ、すべてを期待し、すべてを耐え忍びます。愛は決して絶えることがありません』(Ⅰコリント13章4-8節)

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今日は竹内先生からお便りがあった。私達もよい思い出になりました

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もう少しで北帰行がはじまる・・いっぱい食べてシベリヤまで飛べ!!

マチコさんから一杯いっぱい、矢島のミルクが届いた、礼拝後みんなで頂く。有り難う。・・・・・

明日の礼拝に、中野渡先生の教会から、2名のおねーさん達が出席するとのこと。さては、隠密かな?。・・・・・

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貴方品行が良くないので調べに来るんじゃない?・・よせやい、あれの方がよほどよくない‥あぁ言いつけちゃお