イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

8月18日(水):季節はめぐる

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『あなたがたのために天から雨を降らせ、実りの季節を与え、食物と喜びとで、あなたがたの心を満たすなど、いろいろのめぐみをお与えになっているのである』(使徒行伝14章17節)

ちえ子が毎年季節が移ろうごとに毎年同じことを言う。

田植えが始まったね。

稲が伸びたね。

もうすぐ穂が出るよ。

ほら、花が咲いた。

稲の穂が垂れてきた。

あぁ、稲刈りが始まった。

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昔は村人総動員で田植えをしたものだったが、今は田圃の中を機械が走り回る。

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田植えはおもに女性の作業だった。一日中かがんで、仕事をした。子供心にも大変な仕事だなと感じた、おばさんたちの強さを感じた。田植えが終わると「さなぶり」といって、皆でお祝いの饗宴をした。みんな腹いっぱい御馳走を食べた。喜びがあった。

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