イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

11月2日(月):冬の夜

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燈火ちかく衣縫う母は

春の遊びの楽しさ語る

居並ぶ子どもは指を折りつつ

日数をかぞえて 喜び勇む

囲炉裏火はとろとろ 外は吹雪

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囲炉裏のはたに縄なう父は

過ぎしいくさの手柄を語る

居並ぶ子どもは眠さを忘れ

耳を傾け こぶしを握る

囲炉裏火はとろとろ 外は吹雪

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おそらく60年以上前に聞いた唱歌であろう。その歌の何節かを、最近思い出した。この歌には、その時代の東北の田舎の原風景がある。・・・・

今は勿論、囲炉裏のある家は殆どないけれど、昔は我が家にもあった。そして、歌われている情景がそのままあった。

今年の冬は昔にかえって、薪ストーブで暖を取ることにし、この2週間ばかり薪運びをやっていたが、今日ですべて終えた。ストーブの火は、トロトロとはいかないが、ボッ、ボッ、と燃える。楽しい冬になりそうだ。

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