イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

8月26日(水):忘却の恵み

親しい人に死なれると、誰しも耐えがたいほど深い悲しみに襲われる。だが、その哀しみも時間と共に慰められ次第に薄れてゆく。その道筋を思い巡らしていくと、その時々で哀しみにに不思議な違いがあることに気づいた。亡くなった時、葬儀の時、悲しみは耐えがたい耐えがたい思いに駆られた。しかし、すべてが終わり、客人が帰る頃には、あれほどの哀しみも和らいでいた。こうして初七日が終り、いつの間二か一ヶ月近くも経つと、悲しみも少しづつ癒やされてゆく。もしも、この忘却の時がなければ、人は悲しみのあまり狂ってしまうのではなかろうか。物忘れは悪いことばかりではない。年をとり、悲しみに耐えられなくなる頃に、忘却によって、これほど慰められるとは、若い頃には気づかなかったことである。(2005年2月:小林清)。・・・・・・

今日は、書棚から、小林医師の本を見つけたので、その一文を載せて見た。私たちが愛知県碧南にいたときお世話になった先生で、「新しい旅」など二冊の本を贈ってくれた。序文は、日野原重明師が書いておられる。懐かしい思い出である。この教会で、深瀬牧師、鷲頭メリーさんともお会いできた。

 


幸せな4人家族がありました。ご主人は国立大学病院に勤める内科医で、経済的にも恵まれ、二人の娘は明るく、美しく、それは傍目で見てもうらやましがられるような家族でした。しかし、突然、幸せの歯車狂いはじめました。それは、ある日の夕方、ご主人が突然、うら若い女性を連れて帰って来たのです。それから、一夫二妻が公然と始まりました。やがて第二の奥さんに男の子が生まれました。そんな考えられない状況の中で、奥さんは神経がおかしくなり、遂に娘達を連れて実家へ引きあげたのでした。下の娘さんは秀才で、学校の成績も飛び抜けていました。それだけにとても繊細な一面がありました。彼女に取って、父親の一件はあまりにも大きいショックでした。【大好きだったお父さんに裏切られ、お母さんが頭がおかしくなっていく。そして自分も学校を止めて、田舎へ帰らなければならない」・・・・・・彼女、数年後すっかりおかしくなっていく。そして自己破壊と病気が合わさるようにして、この世を去っていったのです。この後、奥さんと娘さんは、ただただ、別れたご主人と女に対する恨みだけに支えられるように生きていました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところが近所に、クリスチャンの婦人が住んでいました。深く同情したその婦人は、毎週一度牧師を招いて行う家庭集会に二人を誘いました。その集会で耳にした言葉は【汝の敵を愛せよ」でした。しかし、そのことばは、なんとも情け無い気持ちにさせました。「なんと生ぬるい言葉だろう。キリストという人は、人生の苦悩を何も知らない、青年宗教家であったのか。何という無責任なきれいごとだろう。」二人は腹立ちを覚えつつ、逃げ出すように帰ったのでした。・・・・・・・

ところがその後も、優しく熱心に誘ってくださるかたがあって、二人は聖書を読み、集会へも足を運ぶようになりました。やがて奥さんと娘さんに、【汝の敵を愛せよ」と語るイエス・キリストの生涯がだんだん分かって来ました。

まぶねのなかに うぶごえあげ

木工家に ひととなり

貧しきうれい 生くるなやみ

つぶさになめし この人を見よ

【汝の敵を愛せよ】・・・それは口先だけの教えではない。それはイエス・キリストが生き抜いたI命そのものだ。徹底した愛に生きたキリスト。しかも理由なく十字架に釘付けにして殺そうとした人のために、あの苦悩の十字架の上から、張り裂けるように大声で祈られたのでした。「父よ、彼らをお赦しください。彼らは、何をしているのか自分で分からないのです」。・・・・・・・・・・・・・・・・

やがて、奥さんと娘さんは、涙ながらにキリストを神の子、救い主と信じたのでした。考えられないことが二人の心に起ってきました。憎しみが薄れて、かえって憐れみさえ覚えるようになってきたのです二人は過去から解放されました。心の自由を得ました。そして、奥さんと娘さんは自分を取戻し、新しい人生に向かって踏出したのでした。・・・・・・・・・岸義紘(あなたと考える愛というテーマ。より、抜粋。

この出来事は、岸先生はあ第三者として書いておられるが、実際には、ご自身の家庭環境と元にしておられる。

8月17日(月):恩寵農園

300坪ばかりの小さな畑がある。去年から、部落会長さんが耕運機で耕してくれて、野菜を作っている。2,30十年まえ家の側で小さな畑を作っていたが、しばらく止めていた。そこでは、スイカやカボッチャ、などを植えていた、スイカはちえ子の好物だったが、それ以上に、犬のポンがこれまた大好きで、切り身を与えると、見事なほど奇麗に食べる、赤身を残さず、食べるのである「ポンそこまで食べなくていいよ」と言っても、緑色の皮だけ残して食べてしまうのである。いつも笑っていた。・・・・・・

今年は野菜を植えた。半分はペテロさんが管理し、半分はちえ子が管理している、春から、イチゴ、キウリ、トマト、ネギ、ナス・・・・食卓は野菜だらけ、結構、健康はよい。ペテロさんは毎日、午前中は畑に出ている。よほど土いじりが好きなようで、この暑いさなか、よくまぁ、言うほど、やっている。・・・・・・

ポンとマルと甥っ子達。

アルが元気がない。会堂の隅で眠っている。

8月11日(火):ドノヴァーの碧い空

【エミー・カーマイケルの詩】

【祷りの小道】

鳥も知らない 小道があります

ハゲタカも見たことのない 小道があります

堤にはいつも 青草が生えている所

その川に沿って 小道があります

 

それは 祈りの小道

聖霊よ

わたしたちを その小道へと導いてください

 

おお 主よ

わたしたちを 導いてください

わたしたちの 良い行いを

量りにかけないでください

誇れるものは なにひとつ 持っていないのですから

 

救い主よ

わたしの罪を お赦しください

きょうも お導きください

祷りの道を はるか先まで

聖霊よ

わたしたちを お導きください

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

【乳離れした児のように】

父なる神さま

わたしの心に かなうように

みこころを 変えてください と

祈りましょうか

 

いいえ 主よ

けっして そのようなことが あってはなりません

むしろ わたしの心が

あなたのみこころと ひとつになりますように

 

はやる思い

切なる願いを 静めてください

痛いほど激しい思いを やわらげてください

 

ごらんください

わたしの心の 深いところで

さまざまな思いが ひしめきあっているのを

それらを 戒めてください

主よ

それらを清めてください

たとえ 火をもってでも

 

わたしのうちに働いて

みこころを行う志を 立てさせてください

わたしのうちなる すべてのものが

愛する御方のみこころを

静に待ち望むことが できますように

そして ついに

満ちたりて 乳離れした児のように

あなたを 仰ぐことができますように

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8月10日(月):ファーブル昆虫記

小学生の頃かな。ファーブル昆虫記という本を読んだ。これが実に面白かった。昆虫の生態を、その誕生から、死に至るまで、丹念に調べ記録したものである。昆虫類にさほど興味を持っていたわけではなかったが、あぁ~、虫たちはこんな風に生きているんだと、改めて驚かされることが多かったのである。当時、私が読んだ本は、学校の図書室から借りたもので、それは当然、「少年、少女向け」のものであった。しかし、成人してから、本屋さんで、「ファーブル昆虫記」の文庫版を見つけた。今でも書棚にあるが、10冊以上ある。それを手に取ってみて驚いた。この昆虫記は専門的学術書であった。

とても、予備知識のない者には、読めないむつかしい本だった。それで、今でも、ほぼ手付かずのまま、書庫にある。私が最初に読んだ「昆虫記」はあくまでも、子供向けに、翻訳されたものであった。・・・・・・

ファーブルおじさんについての本を、図書館から借りて来て読んだ。著者名を記録して置かなかったのは残念だが、その本の最終章が実に美しい文章でつづられていた。アンリ ファーブルの晩年を記してある。著者のファーブル博士に対する、尊敬と慈愛の込められた、見事な文章であった。多分、いろいろ読んだ本の中で、一番美しい文章だと、今でも思っている。

 

8月8日(土):美容整形

2,3日前に、ユー・チューブで美容整形の動画を観た。少し面白かったので簡単に概要を紹介しておこう。美容整形といえば、韓国が有名なのは周知の通りであるが、そもそも、韓国の前大統領の奥さんも、明らかにそれをしていることが、一目瞭然である。そもそも、何故韓国が美容整形が盛んに行われるのかということだが、この動画では、韓国のおかれた切ない事情があるようだ。・・・・・・

韓国の長い歴史を見ると、それはずっと1000年近く中国の属州、属国であったと言う。ところが、宗主国中国に、献上する特別な物を韓国は何もない、穀物も特産品も、ないのである。そこで、韓国は何を中国に献上したかというと、「女性」特に若い美しい女性を、差し出した、というのである。国内から若い、見目麗しき少女達を、献上品として中国へ贈った。その「習慣」が数百年続いた。そうなると、韓国内で、「美女の遺伝子」が次第に減って行き、結局、国内で生まれる、女性は「美人の」の遺伝者が少なくなり、「国内の女性は、ほぼ、不美人ばかり」生まれてくるようになる。・・・・

と、まぁ~。こんな論法だが、「風が吹けば桶屋が儲かる」式の論考だが、どこか笑えるようで笑えない、切なさが残る。結局、国内に生まれる、不美人達は、そこで美容整形に頼るというのである。ま、日本ならあり得ない話しであるが、韓国の国民性みたいなものを感じさせられる。日本でも芸濃人がよくやっているではないか、と思われがちだが、そもそも、日本の芸能人と言っても、元をただせば、朝鮮系の人たちが圧倒的に多い。


(韓国の名誉の爲に断っておくが、これは現代の話しではない、百年以上前のことである)。

8月6日(木):アル歯槽膿漏

このところアルが元気がない、ちえ子がよく調べると、口の周りが赤くなっている。それに最近どうも口臭がつよかった。ちえ子の見たてではどうやら、歯槽膿漏らしい。その日は私たちも通院日だったが、終わってから大館のいつもの、「若松獣医院」へ連れて出かけた。相変わらず、車が大嫌いで、往復ひたすらニャン、ニァンと泣き続けたが、何とか診察をしてもらった。やはり、歯槽膿漏ということで、注射を二本、お薬を貰って帰ってきた。それにしてもこの数ヶ月、アルの衰弱がかなり進んでいる、前回は腎不全でということで治療をつづけていたが、こちらの方もなかなか、良くならない。腰の周りに手を当てると、ギァ~という大声を出す。アルが家に来て何年になるだろうか、6年前後かな、我が家の「宝物」で、どんなに慰められたか計り知れない。前にもどこかで書いたが、実に良く躾けられた子である。いつも思う、以前の飼い主さんのお人柄が偲ばれるのである。これまで何匹か猫を飼ってきたが、これほど賢い猫はいなかった。・・・・・・

歯が一本欠けたので。「おい、はっかけ爺」と声をかけると、言葉が分かるのか、不機嫌な顔をする。この子は、幾つかの言葉を、認識出来るようだ。

愛犬マルの墓