イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

11月23日(月):序文と絶筆 榎本保朗師

「旧約聖書一日一章」榎本保朗著。この書物を私は何十年来手放したことはない。常に聖書と共に私の傍らにあった。今は、羽鳥明師の詩篇の講解を、朝毎に読んでいるが。少々不満である。何故かというと、師はラジオ牧師をしており、その語るところは、平易で…

11月22日(日):神の姿

『イエスは彼に言われた。「ピリポ。こんなに長い間あなたといっしょにいるのに、あなたはわたしを知らなかったのですか。わたしを見た者は、父を見たのです。どうしてあなたは「私たちに父を見せてください」と言うのですか』(ヨハネの福音書14章9節) お…

11月21日(土):英雄と臆病者

『イエスは彼に言われた。「まことにあなたに告げます。今夜、鶏が鳴く前に、あなたは三度、わたしを知らないと言います」ペテロは言った。「たとい、ごいっしょに死ななければならないとしても、私は、あなたを知らないなどとは決して申しません」。弟子た…

11月20日(金):来て、そして、見なさい

『ピリポは、ナタナエルを見つけて言った。「私たちは、モーセが律法の中に書き、預言者たちも書いている方に会いました。ナザレの人で、ヨセフの子イエスです」ナタナエルは彼に言った。「ナザレから何の良いものが出るだろう。」ピリポは言った。「来て、…

11月19日(木):十字架の栄光

偉人と言われる人々は、しばしば、その死によって自らの栄光を現わした。それは歴史の一つの偉大な事実である。彼らはどのような人間であったかは、彼らが死んだときに、また彼らがどのような死に方をしたかによって、人々に示されたのである。生きている間…

11月18日(水):世界で一番偉い人

あるユダヤ人のラビが、あるとき、「神様。世界で一番偉い人に会わせてください」と神に祈っていたら天使が来て、彼を案内しました。まず、宰相の家を通り過ぎました。次に、将軍の家を通り過ぎました。一代の名僧の住む寺院も通り過ぎました。やがて、一軒…

11月17日(火):お目目が痛い

今日、右目の瞼の手術をしてきた。先月5日に左目、今回は右。少し痛みが出てきたので、処方された薬を飲んだら少しおさまってきた、これで目の手術も6回目。今日はブログもパッパと切り上げ休むつもりでいたら、仙台のMさんから電話があった。学生時代彼の自…

11月16日(月):ネロ その愚劣な生涯

ローマでのキリスト教迫害はネロ帝の即位十年、紀元64年から始まった。エウゼビオスの教会史(2・25)には次のように記されている『記録を調べてみよ。ネロが東方全土を征服してから、ローマのすべての人に対して残酷な態度をとったときに、さらにキリス…

11月15日(日):祈りの動力

『イエスは答えて、言われた。「まことにあなたがたに告げます。もし、あなたがたが、信仰を持ち、疑うことがなければ、いちじくの木になされたようなことができるだけでなく、たとい、この山に向かって、動いて、海に入れ」と言っても、そのとおりになりま…

11月14日(土):マルチン・ルターの生涯

ルターは、プロテスタントを代表する宗教改革者として、世界中で最も名高い偉人の一人です。彼は1483年中部ドイツのアイスレーベンという小さな町に生まれました。ルターの家は先祖代々自由農民でしたが、父は貧しい炭鉱夫でした。両親は両方とも信仰篤く、…

11月13日(金):初めに、神が天と地を創造した

ある人が、宇宙儀の模型を持っていた。太陽があって、その周りを地球が回り、地球の周りを月が回る、と言うような構造のもので、可動式になっているのがご自慢で、悦に入っていた。ある日、友人が訪ねてきて、その見事な出来栄えに驚きながら言った。「これ…

11月12日(木):悪魔の神学校

悪魔の神学校で、この春卒業予定の学生に課題が与えられた。『いかに人間を誘惑し、滅ぼすかその計画を述べよ』と言うものであった。 第一の学生が言った「私は、人間に神はいないと言います」と答えた。すると教授は「ダメ、ダメ、そんなことでは人を騙すこ…

11月11日(水):イエスとユダの顔

最後の晩餐の絵を描いていた一人の画家の経験について、おそろしい話がある。それは偉大な絵であり、それを描くのに何年もかかった。彼はキリストの顔を描くのに、モデルを探しに行った。非凡な美しさと純粋さを秘めた顔の若者を発見し、彼をイエスとして描…

11月11日:

11月10日(火):タリタ・クミ 少女よ起きなさい

ここに一つの非常に美しい物語がある。「タリタ・クミ」この言葉の意味は「少女よ、さぁ、起きなさい」と言うアラム語である。福音書はギリシャ語で書かれていたが、この一語だけはアラム語で書かれている。どうしてそういうことが起こったのか、考えられる…

11月9日(月):喝采

いつものように幕が開き 恋の歌うたうわたしに 届いた報せは 黒いふちどりがありました あれは三年前 止めるアナタ駅に残し 動き始めた汽車に ひとり飛び乗った ひなびた町の昼下がり 教会のまえにたたずみ 喪服のわたしは 祈る言葉さえ失くしてた つたがか…

11月8日(日):バビロン川のほとり

バビロンの川のほとり、 そこで、私たちはすわり、 シオンを思い出して泣いた。 その柳の木々に 私たちの竪琴を掛けた。 それは、私たちを捕らえ移した者たちが、 そこで、私たちに歌を求め、 私たちを苦しめる者たちが、 興を求めて、 「シオンの歌を一つ歌…

11月7日(土):決勝点を目指して

信仰とは、信じていることが真実であり、期待していることが必ずなると確信することである。希望とは単に憧れをもって待ち望むことではなく、確信をもって待機することである。希望とは、ある可能性に期待をかけるのではなく、ゆるがぬ確信に立つことである…

11月6日(金):情けは人の為ならず

(人に親切にしておけば、相手だけでなく自分にも良い報いとなり戻ってくる・・・・ことわざ成句辞典) 『あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたは、わたしにしたのです。マタイ福音書25章:40節』 神の裁きの規準…

11月5日(木)::ユダヤ人の殉教

元々ローマ人は七つの丘とテヴェレ川の間の集落に棲んでいた田舎者で、およそ「文化」とは縁遠い者たちであった。ただ、腕っぷっしは強かったようで、「ローマ帝国」をつくりあげた。成り上がりの帝国で、丁度今のアメリカのように国家としての歴史は浅く、…

11月4日(水):美空ひばり 川の流れのように

知らず知らず 歩いて来た 細く長い この道 振り返れば 遥か遠く 故郷が見える でこぼこ道や 曲がりくねった道 地図さえない それもまた人生 ああ 川の流れのように ゆるやかに いくつもの 時代は過ぎて ああ 川の流れのように とめどなく 空が黄昏(たそがれ…

11月3日(火):成長しない者

いつまでも成長せず子供のように振る舞う人がいる人たちがいる。すねたり、癇癪を起したり、自分の思うようにならなければ何もしないと言うようなことは、子供の場合ゆるされるかもしれないが、このような大人が大勢いること、しかも教会の中にいることはま…

11月2日(月):北朝鮮による拉致事件

1970年代から80年代にかけて、北朝鮮によって多数の日本人が連れされれた事件。亡命した北朝鮮の工作員の証言や日本当局の捜査から北朝鮮政府の関与が明らかになり、1991年以降、日本政府は北に対して、事件解決の交渉を求めてきたが、北はその事…

11月1日(日):四番目の博士

すべての物語の中で最も美しいものの一つが、「四番目の博士」の物語である。昔、幸坂兄が、この物語を見つけ、教会で紹介してくれた。その名はアルタバンと言う。イエスの誕生のおり三人の博士たちがやって来たことは知られているが、物語では実は4人でそ…

10月31日(土):殉教者 ソフィア

紀元120年~130年頃、イタリアにソフィアという婦人がいました。夫はミラノ市の貴族院議員でしたが、長女が12歳の時、三人の娘を残して病死しました。ソフィアは賢婦人としての誉れも高く、その上信仰心もあつく、残された生涯を神様のため過ごした…

10月30日(金):神田川

貴方はもう忘れたかしら 赤い手拭マフラーにして 二人で行った横丁の風呂屋 一緒にでようねって言ったのに いつも私が待たされた 洗い髪が芯まで冷えて 小さな石鹸カタカタ鳴った 貴方は私の体を抱いて 冷たいねと言ったのよ 若かったあの頃何も怖くはなかっ…

10月29日(木):現代の聖人 賀川豊彦

賀川豊彦:1888年(明治21年)~1960年(昭和35年)は、大正、昭和のキリスト教社会運動家、社会改良家、戦前日本の労働運動、農民運動、無産政党運動、生活協同組合運動、共同組合保険(共済)運動において、重要な役割を担った人物。日本農民組合創設…

10月28日(水):鬼籍の人たち

一年ほど前、同級会の案内が来た。珍しく欠席の通知を返送した。私たちのクラスは、戦前生まれで生徒数も少なく、小学1年から中学まで、9年間一クラス50人でずうとやってきた。クラス替えはなかった。だから、同級生は、それぞれどういう境遇にあるか皆が知…

10月27日(火):イエスの譬話 からし種

村の小さな教会 『天の御国は、からし種のようなものです。それを取って畑に蒔くと、どんな種より小さいのですが、生長すると、どの野菜よりも大きくなり、空の鳥が来て、その枝に巣を作るほどの木になります』 マタイの福音書13章31~32節・・・・・ 改…

10月26日(月):二心の者

『私は二心の者どもを憎みます。 しかし、あなたのみ教えを愛します』詩篇119;113 私はこの言葉を、「私は二心の者になりたくない。心を一つにし、精神を尽くし、力を尽くして、神を愛する者でありたい」と言い換えられるようね気がしてなりません。…