イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

8月13日(火):ココロイタイ

近代ギリシャ史を研究していた東洋大学教授、村田奈々子氏がそのギリシャ国内において、一つの日本語とおぼしき言葉を発見した。それが「心痛い」という言葉であった。意味合いとしてもその語彙通りであり、不思議な想いをしながら、その言葉を知っている人…

7月21日(日):親日国 (3) ブータン王国

先ごろブータンと言う国が、マスコミでも取り上げられ「世界一幸せな国民が住む」と言われ一躍有名になったが、元々はヒマラヤ山脈の高地にある、小さな王国である。国土の70%が自然に囲まれ、土地の広さと言えば、日本の九州地方ほどしかない。ロシアとイ…

7月14日(日):親日国 (2)ポーランド

ポーランドと言えば、西欧の国であるが、あまり日本に馴染みのある国とは言えないだろう。わたし自身もポーランドについて知っているのは、ショパンくらいのものである。しかし、この国は意外と親日の国であることが判ってきた。かの国が何故親日国になった…

7月7日(日):親日国 パラオ

太平洋上、インドネシアの西方に、小さな島国がある。日本から千キロばかり離れた南洋の島国である。200ばかりの群島だが、住民が住んでいるのは十島くらい、あとはほぼ無人島である。この島は、スペインの大航海時代までは、貧しいながらも平和な所であった…

7月1日(月):雨漏り

昨晩から大雨だった。屋根の修理を頼んでいて先日終えたのだが、やれやれ一安心と思っていたが、朝、雨漏りが改善しておらず、朝から大騒ぎ。先日の修理代今日払う予定だったが、とても払えない。これから交渉して、善後策を講じる。少しの間てんやわんやに…

6月24日(月):梅雨入り

①・・例年より遅いらしいが、秋田の地も梅雨に入った。今朝は早くから小雨が降り続いている。教会の拡張工事も、建物の外観工事もようやく一段落したところで、今日はおやすみ。工事費はおよそ一千万。チョットかかり過ぎたが、ま、仕方がないのかな。それに…

6月17日(月):近況

元気です。忙しい。今日は、通院、買い物、支払い。

6月11日(火):お疲れさん

建物の外壁張り。半分。高所作業。疲れた。おやすみ。ヨッコちゃん。元気かな。

6月8日(土):遅々として

教会の拡張工事が遅々として進まない。無理もない、二年ほど前でも、「牧師の気力は240分と言う記事を書いているが、その頃でさえ体力、気力が半日程度だったのだから、80になった今はなおさらのことである。それにこの数か月随分怠けて、散歩すら殆どしてい…

6月2日(日):赤い靴(靴)童謡

1.赤い靴(くつ)履いてた 女の子 異人(いじん)さんに 連れられて 行っちゃった 2.横浜の埠頭(はとば)から 汽船(ふね)に乗って 異人さんに連れられて行っちゃった 3・今では青い目になっちゃって 異人さんのお国にいるんだろう 4・赤い靴 見るた…

5月27日(月):今日は雨模様

今日は、久しぶりに朝から雨模様、このところ晴天が続きであったが、最後の仕上げのコンクリート打設が出来なくなって、何となく休養日になりそうだ。この教会施設の拡張は、小さな居住棟(三坪)、それに付属するカーポートの設置、水道施設、まで出来上が…

5月25日(土):教会施設の拡張

概ね終了に近づいている。今日夕方までにコンクリートの打設が出来れば、あとは片付けのみ、1日ないし二日くらいで、工事は終わるだろう。しかし、これからが本番なのだ。建物の外装、内装、等々、これは自分でやらなければならない、冬までかけてのんびりや…

5月18日(土):おやすみ

しばらく、ブログの更新をおやすみします。現在、教会の拡張工事の最中で、今月いっぱいかかりそうです。よって、一週間ほど、お休みさせてさせてください。いつもお読みくださりありがとうございます。元気にお過ごしください。在主。

5月10日(金):老人と三人の若者

以前、ラ・フォンテーヌの寓話、老人と三人の若者と言う、寓話を載せた事がある。一人の老人が自分の土地に若木を植えた話である。三人の若者がやって来て、その老人を揶揄した。「爺さん、もうろくしたんじゃない?。その歳になって木を植えるなんて、その…

5月3日(金):切羽  

60年ほど前、私が高校生の頃だった。義兄が鉱山に務めていて、坑内を見せてくれた。今の時代なら規制が厳しくて、高校生が坑内に入るなんて考えられなかった事だったが、何事も緩やかな時代であったように思う。その時、あいつがそうだと言われている男だと…

4月26日(金):魚に河は見えない(吉川英治)

北上川は、岩手県北部、石川啄木の故郷渋民村の近く、七時雨(ななしぐれ)山に源を発し、岩手県の中央部を潤して南下し、太平洋側「追波湾」に注ぐ250キロメートルに及ぶ県を代表する河川である。それだけに折にふれ詩歌に謳われている。・・・・「やはらか…

4月19日(金):命日

昨日は金田長老宅の冬囲いの取り外しに出かけたついでに、福原兄ところを様子を見に合川まで足をのばした。実際彼の命日は何時なのかわからない。4月の中旬ごろであろう。私たちが発見した時には既に、なくなってから相当の日数が経っていた。今でも大の字に…

4月10日(水):近況

今年の冬はいつになく雪の少ない季節だった。除雪機の稼働もほんの30分ぐらいで、済んでしまった。ただ、3月は、晴天が続いた割には、気温が上がらず、わずかな軒下の雪も消えるのが遅かった。3月に入り、長年の懸案だった教会施設の拡張に始めた。と、言っ…

4月6日(土):ステパノの殉教

ステパノの長い説教が終った。このような説教のもたらす結果は明白である。ステパノの招いた死がやってきた。しかし、彼は人々の顔がはげしい怒りに歪んでいるのを見なかった。時間を超越して、神の右手に立っておられるイエスを見つめていた。そして、この…

3月30日(土):イースター

『あなたがたは、なぜ生きている方を死人の中で捜すのですか。ここにはおられません。よみがえられたのです。まだガリラヤにおられるころ、お話になったことを思い出しなさい。三日目によみがえられなければならない、と言われたでしょう』ルカ:24章。イ…

3月28日(木):動物たち

ある有名なコラムニストが、毎日世相や、政治家の批評記事を書いていると、うんざりすることがあるという。悲憤慷慨し、拳を振り上げてみるものの、自身は醒めた目で見ているという。そんな時は、動物園に電話を入れるのだそうである。慣れたもので係の人も…

3月25日(月):ミラボー橋

ミラボー橋 ミラボー橋の下をセーヌ河が流れ われらの恋が流れる わたしは思い出す 悩みのあとには楽しみが来ると 日も暮れよ、鐘もなれ 月日は流れ、わたしは残る 手をつなぎ顔と顔を向け合おう かうしていると 二人の腕の橋の下を 疲れたまなざしの無窮の…

3月22日(金):Taj Mahal

【インド北部のアグラにあるイスラム教の廟堂、ムルガ帝国の第15代皇帝シャー=ジャハーンが愛妃のために1632年より建立。装飾美術の粋を集めた華麗な建物として有名(広辞苑)タージマハルとは、その呼名も美しいが、惨劇があった。インドのムンバイで同じ名…

3月18日(月):絶筆

『風で寝床に臥せりながら、上原和著「斑鳩(いかるが)の白い道のうえに」と言う本を読んだ。』と言う書きだしで始まる「天声人語」の文章が深代氏の絶筆となった。この本は聖徳太子の悲劇を描いた本である。その一族は皆殺しにされるという悲惨な運命をた…

3月15日(金):清貧の人

ウイリアムズは、1829年アメリカに生まれました。父は彼が幼い頃に戦死し、母の手一つで育てられました。母の信仰を見ながら育ち、24歳で宣教師になることを決意し、最初は中国へ渡りましたが、1859年(安政6年)に日本への最初のプロテスタント宣教師として…

3月9日(土):ヨナ書の主題

この前の説教主題は、ヨナ書の主題ということで話した。最近旧約聖書から少しずつ話すようにしている。信徒さんもなかなか、旧約を読む機会もなく、正直たとえ、読んだとしても、その内容を把握するのは非常に困難である。牧師自身にしてもそれは同じなのだ…

3月7日(木):出自

歳とったせいか、このところずっと昔のことばかりやたらと思い出す。そうかな?。とちえ子に聞くと「そうだ」。と言う。聞かなければよかった。・・・・母方の祖父は、神官で、教育者で田舎のことではあるが、教育長まで務めた人である、代々そうでその息子…

3月5日(火):米澤屋

二三日前町へ買い物に出かけた。大体十時ころ出かけ、二時間ほど買い物をして、お昼に食事をして帰る、というのがいつものパターンだ、その日も、「今日はどこで食事をしようか」と考えた末、久しぶりに「米澤屋」で、トンカツでも食べようかということにな…

2月23日(金):ならず者たち

『ダビデがサウル王の追及をのがれ、アドラムのほら穴にいるとき、しえたげられている人々、負債のある人々、心に不満のある人々も皆、集まってきた。』(サムエル上22:2)。このほら穴に不満や悩みを持つ人が集まってきたらしい。ダビデはそれらの長と…