一 まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり ニ やさしく白き手をのべて 林檎をわれにあたへしは 薄紅の秋の実に 人こひ初めしはじめなり 三 わがこころなきためいきの その髪の毛にかかるとき 楽しき恋の盃を 君…
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