イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

4月3日(金):魚は頭から腐る

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太公望の言葉であるのか確かでないが、一時(いっとき)、幸せになりたいなら、結婚しなさい。一生幸せになりたいなら「釣り」をしなさい。とかいう格言があるらしい。「覆水盆に返らず」と言ったくらいだから、奥さんにはエライ目にあったお方らしい。太公望とは、「釣り好きたち」の代名詞になっているくらいである。・・・最近は殆ど釣りに出かけない。
時々、出かけてみたいなと思うことがあってもままならない。よく、日本海に面した能代港に行っていた。もっと昔は磯の岩場で釣りをしていたが、体力に自信がなくなって、危険なので、港の防波堤で夜釣りをしていた。潮時を計算していくので、結構釣果はあった。・・・釣れるのはメバルとかガサといわれる小魚で、往時のようにクロダイは狙えない。それにしても太公望さんではないが、釣りの醍醐味は捨てがたいものがある。・・・しばらく前のクリスチャン新聞の福音版に「魚は頭から腐る」という一文があった。内容は忘れてしまったが、釣り師はクロダイをを釣り上げると、頭を針で刺し通す。鮮度を保つためらしい。・・・今日のニュースで、大津市教育委員会と中学校に司直の手が入った。このような事は前代未聞のことである。子供のいじめに関する事件で、数日前からテレビで報道されていた。しかし、さすがに警察沙汰になるとは思わなかった。教育現場の最高責任者は教育長である。その人がテレビのインタビューに応えていたが、「こいつの目は腐っているな」と感じた。いろいろな現場の状況を知らない者の、見かたかもしれないが、「直観」である。・・・奇妙な事であるが、

大企業のの社長と末端の社員は、ほとんど会うことも言葉を交わすこともないのが普通である。ところが、社長に優れた品格があれば、社員もそれなりの者が多い。社長がごろつきみたいな者だと、すべからく社員もごろつきである。このことはどのような原則が働いているのか知らないが、紛れもない事実である。

 【からだのあかりは目です】マタイ6章22節

「覆水盆に返らず」註:盆からこぼた水は元には戻らない。

一旦別れた夫婦は元にもどれない。の意。

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