イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

1月6日(木):ハタ ハタ

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秋田民謡にも歌われているハタ・ハタのことである。深海魚で12月~1月のこの時期にだけ、秋田県沿岸に産卵のために接岸する。ウロコのない珍しい魚である。律法ではウロコのない魚はた食べてはならない事になっているが、幸い、秋田には律法学者がいないので、おいしく頂いている。ハタ、ハタ屋さんが毎年やって來る。どういう風に気が合ったのか、毎年その人だけから買う。他からは買わない。そうすると、ハタハタがあがったという、テレビのニュースが流れると、翌日真っ先に我家へ届けに来てくれる。今は昔の物語になってしまったが、近年ハタハタの不漁が続いている、もう何年も彼女の姿を見ていない。元気でいればいいのだが。・・・・・・

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2012年の特製の恩寵教会のカレンダーが、9月に届いた。いつもの年だと、10月の末頃品物が届き、11月頃代金を振り込むのだが、????。と思いながら合点した。あの大震災で、後藤勘助の会社も暇なのだろうと、察しられた。米沢市にある。即日代金を振り込むように会計係に指示した。たかが数万円であるが、こんな小さな注文にも毎年律儀に訪ねて来てくれる、後藤勘助社長へのせめてもの「おもい」である。

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アメリカのディーラーの社長が車が売れなくなって、困窮していた。友人の日本のディーラーの社長にその窮状を電話すると、電話の向こうで、日本の社長はこう言った「あなたが良いと思う分だけ車を送ってください、全部引き受けます」。1200台の車が送られてきた。日本の社長は全部売った。アメリカの社長は、生涯忘れられことであった。と語っていた。大切な人との絆である。

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