イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

3月28日(土):落下傘

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アメリカのある飛行場で一機のセスナ機が飛びたとうとするとき、リュックを背負ったヒッピー風の若者が乗り込んできた。

乗員は、パイロット、商社マン、牧師、ヒッピーの4人。無事離陸はしたものの、しばらく飛行してから、エンジンから火が噴出した。険しい山の上空を飛行していたので、緊急着陸は不可能だった。機長はさっと落下傘を身に着け、「みんな、飛び降りろ、俺は次のフライトがあるので、お先に失礼」と言い残して飛び降りた。ところが、乗員4人なのに、落下傘は3着だけだった。次に、牧師さんが「午後から説教の奉仕があるのでお先に失礼します」と言って飛び降りた。残っている落下傘はは一つ、商社マンとヒッピーが残された。商社マンは言った「君はまだ若い、残りの落下傘を着けて生き残りなさい」。

それに対し、ヒッピーは笑いながら答えた。「大丈夫です。ほれ落下傘はちゃんと二人分あります」「どういうこと?」

「あの牧師さん慌てちゃって、僕のリュックを背負って降りていったんです。だから、二人分残っているのです。さぁ、行きましょう」・・・・おしまい・・・

ええっ?その牧師さんどうなたかって?想像にお任せします。

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