「論語読みの論語知らず」:書物の内容は理解していても、それを生かして実行できない人をあざけっていうことば。(ことわざ成句辞典)・・・・・
ある中途入社の者が、人事課の人に伴われて、社長室へ挨拶に行った。「今度、入社した〇〇くんです」と紹介すると、「あ そう」と言って社長は読んでいた本から目を離そうとしなかったという。「論語」を夢中になって読んでいたのだそうである。・・・・孔子様も苦虫を、かみつぶしておいでじゃろうというものである。彼はこんな社長に使われたくないと思い、すぐに退職した。その会社はつぶれたという。
次回改定の「ことわざ成句辞典」に収録されるか、確かではありません。・・・・