イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

9月25日(土):今日は災難

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いつものように、犬のルカとちえ子と朝のウオーキングに出かけた。北欧の杜に着いてルカを軽トラックから降ろし、助手席の方のドァをちえ子がバタンと閉めたのはいいがロック状態にして閉めてしまった。気がつくと、車のキイが座席の上にある。・・・・・・・・

ドァをこじ開けるには道具がない。ガラスを割るには高くつく。万事休す。である。方法は一つしかない、自宅に戻って合鍵を持って来ることだ。スマホも財布も免許証もすべて車の中。・・・・・・

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車だと15分か20分の距離だが、歩くとなると12キロはある。なんとも情けない状況になった。テク、テク、歩いた。この地は戦後開拓された広大な台地である。酪農家が点在し、道も入り組んでいる、来た道を帰るには犬と女連れでは無理だ。自動車専用道路があって、そこは婦女子と犬は歩けない。結局別の道を通らざるを得ない。テク、テク、歩いた。朝の5時半に出て自宅に帰り着いたのは8時半。3時間くらい歩いた勘定になる。

それから、軽自動車で現場へ向かう。合鍵でトラックのドァを開け、ちえ子が軽自動車を運転、(免許を取って25年にもなるのにいまだにまともな運転ができない)。行きは免許不携帯、帰りはハラ、ハラ、疲れた。

明日の礼拝は、青森からメッセンジャが来てくれるから良かったものの、ほぼ午前中はダウン。・・・・・・

一つだけよかったことは、帰り道雑木林の中に栗の木があって、栗の実を拾うことが出来たことだった。「山栗」といって、実は小粒だが、普通の栗よりずっとおいしい。夕飯に、ちえ子が茹でて食卓にのった。マァ、久しぶりの山栗のおいしさが、今日の祝福と考えよう。疲れた、おやすみ。

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