イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

11月15日(月):動物たち

ある新聞社の高名なコラムにストが、毎日世相や、政治家の批評気意地を書いていると、うんざりすることがあるという、悲憤慷慨し、拳を振り上げて見るものの

自分は醒めた目で見ているという。そんな時は、動物園に電話を入れるのだそうである。慣れたもので係の人も、それじゃ、動物を集めて水泳大会でもしましょうか、と言うのだそうである。「猿があんなに泳ぎが上手かったとは知らなかった」と妙な発見をするという。そんな事をコラムにしても、突っ込みが足りない、問題意識が低いと読者からお叱りを受けることはなかったという。まだ日本もいろんなところに余裕があったのだろう。・・・・・・・

最近は特にそういうことを感じる、春先に「不寛容な時代」と言う記事を書いてFBに投稿したら、その記事をシェアしますと言って、記事を持っていった若者がいた。どのように使われたかわからないが、同調するものがあったのだろう。昨今はまさに不寛容の時代になってきた。まだ記憶に新しいことだが、森元首相が、女性の多い政府機関の会合は時間がかかる。と言うような発言をして、エライ目にあった。普通に考えれば、たいしたことでもないのに、笑って済ませられる程度のことなのに、「政治問題」にまで発展したのがいい例だ。さらりと笑って、「おバカさんね」と済ませれば、済むことを、やたらと騒ぎ立てる。そんな、本当に不寛容な時代になってしまった。聖書の中にも、