イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

3月26日(木):ロンドンオリンピック

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8年ほど前にロンドンオリンピックについて書いた文章があるので、紹介しよう。それは、バベルの塔という題で書いていた。『さぁ、われわれは町を建て、頂が天に届く塔を建て、名をあげよう。われわれが全地に散らされるといけないから』創世記11章4節・・・朝のニュースで開会式の様子をやっていた。昨夜はうっかりこの4年に一度の一大イベントの開会式を見逃していた。もともとさほど観たいとは思っていなかったのだが、ニュースでハイライト・シーンをみていると、「あれ?

これって、現代版{バベルの塔}みたい」と思わせられた。あれやこれやの面倒な聖書解釈はさて置くとして、一つの直観みたいなものである。大多数の人はそんな風には考えないであろう。4年に一度の楽しいイベントなのだから、私もつまらない拳(こぶし)を振り上げようとは思わない。それにしても、

あのクーベルタン男爵の高き理想はどこへ霧散してしまったのだろう。あらゆる事がグローバル(愚弄張る)化していく社会。アメリカの資本家たちに魂を売ってしまうと、全てがそうなってしまう。・・・日本のサッカーチーム(男子&なでしこ)順調に勝ち進んだのだが,ニュース解説を見ていると漫画が出てきた。映像(録画)はあるが、放映するなら「お金を払え」というIOCの言い分なのだそうである。仕方なしに漫画を描いて試合の様子を説明していたのである。IOCは放映権を独占し、稼いでいるのである。・・・先ごろ、日本のプロ野球選手会WBC(ワールド・ベースボール)に不参加を表明した。この大会の収益金の66%をアメリカが得るのだそうである。日本の選手会が怒るのも無理はない。これも、無茶苦茶なはなしである。・・・オリンピックに出場する選手たちの大部分は、スポーツマン精神」を失ってはいないのだろうとおもう。・・・しかし、残念ながらニムロデのように「さぁ、名をあげよう」という者もいる。・・・それで、主は言われる『彼らはダチョウのように走り、鷲のように舞いあがり、獅子のように強いのか。』ヨブ記38章・・・主なる神がそれを御覧になるためロンドンへ降りて来られたかは定かではない。

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主は言われる『彼らはダチョウのように走り、鷲のように舞いあがり、獅子のように強いのか』 

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