イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

8月24日(月):let it be あるがままに

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When I find myselfe in times of trauble

Mother Mary comes to me speaking words of wisedom

Let it be

『僕が苦境にあるとき 聖母マリア様が僕のところに現れるんだ。そして救いのことばを僕に囁(ささや)いてくれるんだ「ただ、あるがままにしておきなさい」』

And inhour of darknes She is standing right  it front of me

Speaking word of wisdom    Let it be

『僕が暗闇のどん底にいるときにも 聖母マリア様は

僕の目の前に立って 救いのことばを

僕に囁(ささや)いてくれるんだ「ただ、あるがままにしておきなさい」』

let it be    let it be   let it be    let it be・・・・・・

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    ☆       ☆        ☆

言わずと知れたビートルズジョン・レノンの有名な曲である。

この曲が最初に日本で紹介された頃は、ひどい訳詩だった。

「母が来て言う。とか、あの子が告げるとか訳されていて、英語の知らない私でも、びっくりするくらいだった。そして、歌が下手だった。日本の初期のロックンローラーたちは、そもそもレノンの詩を理解していないようであったし、噴飯ものであった。しかし、多分仕方のない事だったかもしれない。戦後間もないころで、しかも、カトリックキリスト教の文化には、日本はほとんど無知であった。・・・・

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大館の教会にいた頃年に一回くらい、市内の教会が合同で「祈り会」を持ったことがあった。集会が終わって、歓談の時、ビートルズの曲が流れた。私はびっくりしてしまった。教会の集まりに

ロック音楽なんぞかけてどういうつもりなんだと、不快感さえ覚えたものであった。ところが、不思議なことがあるもので、どこかでまたビートルズの曲を聴いた時、嫌いだったその曲が胸に心地よく響いてきた。明るく、希望にあふれる想いが心の内に湧いてきたのである。音楽とはこういうものなのか、と改めておもい知らされたものだった。どう説明していいかわからないが、確かに、明るい希望が心の中に沁み込んでくる体験をした。・・・

以来、ビートルズのレコードを買って聴くようになったが、その出来事は理屈では、説明できない事だった。・・・・・

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因みに、let it be はイエスのことばでもあった。

Let it be so now・・・今は 受けさせてもらいたい。

今は なるがままに・と訳したらユーヤさんに笑われるかな?。

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