イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

4月19日(土):偉大なる発見

『さて、安息日が終わって、週の初めの日の明け方、マグダラのマリヤと、ほかのマリアが墓を見に来た。すると、大きな地震がが起こった。それは、主の使いが天から降りて来て、石をわきへころがして、その上にすわったからである。その顔は、いなずまのように輝き、その衣は雪のように白かった。番兵たちは、御使いを見て恐ろしさのあまり震えあがり、死人のようになった。すると、御使いは女たちに言った。「恐れてはいけません。あなたがたが十字架につけられたイエスを捜しているのを、私は知っています。ここにはおられません。前から言っておられたように、よみがえられたからです。来て、納めてあった場所を見てごらんなさい。ですから急いで行って、お弟子たちにこのことを知らせなさい。イエスが死人の中からよみがえられたこと、そして、あなたがたより先にガリラヤに行かれ、あなたがたは、そこで、お会いできるということです。では、これだけお伝えしました。」そこで、彼女たちは、恐ろしくはあったが大喜びで、急いで墓を離れ、弟子たちに知らせに走って行った。すると、イエスが彼女たちに出会って「おはよう」と言われた。彼女たちは近寄って御足を抱いてイエスを拝んだ。すると、イエスは言われた。「恐れてはいけません。行って、わたしの兄弟たちに、ガリラヤに行くように言いなさい。そこでわたしに会えるのです」(マタイ28:1~10)・・・・・・・

ここにマタイが語る空の墓のもの語りがある。マグダラのマリアとほかのマリアが、最初に主が復活されたしらせを受け、最初に主の復活にまみえたのは、まことにふさわしいことであった。彼女たちは十字架の下に立ち、主の埋葬にも立ちあった。そして、今、愛の報酬として、最初に復活の喜びを知らされた。空の墓の事実を目撃し、復活のキリストに世界で最初に出会った二人の物語を読む時、三つの命令が聞こえてくる。

(1)・・信じなさい。この事実は驚天動地の事で、とうてい信じられることではなかった。また事実として受け入れるには、あまりに喜ばしいことであった。天使は女たちにイエスの約束を思い起こさせ空になった墓を見るように命じた。今日でも、キリストの約束はあまりにも素晴らしいく信じられないと言う人がいる。この躊躇は、キリストの言葉を信じて、キリストを受け入れるときにのみ。取り除かれる。

(2)・・宣べ伝えなさい。復活のキリストに接した女たちは、まず第一にその事実を宣べ伝え、人々に伝え、人々に知らせるように命じられた。「行って伝えなさい」とは、イエス・キリストの恵みを体験した者に与えられる、最初の命令である。

(3)・・・喜びなさい。復活のイエスは女たちにカイレラと言われた。これは普通挨拶に使う言葉であるが、その文字通りの意味は、「喜びなさい」である。復活の主に出会った者は、常に主ともにいる喜びを以て生きなければならない。何故なら、この主から引き離すものは何もないからである。(w・バークレー

昨日、嬉しい電話があった。3,4年前当教会を去って行った信徒が、また、お訪ねしたいとの、ことであった。彼女が突然我々の前から消えたいきさつは、未だに判然としないが「去る者は追わず来る者は拒まず」が信条の自分としては、あれこれ、つまらぬ詮索をしても仕方がない。しかし、そこには、ルーテル同胞教会の深い闇がありそうだ。ある人が言っていた。「今の時代、教会を迫害するのは教会である」と。私の教会が新聞に「教会案内」の広告を載せると、間髪を置かず、ルーテルも広告を出す、それも、これ見よがしに、十倍以上の大きさの広告を載せるのである。そこに、何かぬ言いしれ、人の心のおぞましさを感じる。彼女が私たちのもとを去ったのも、元々、そうしたことがあったからであろ


う。