あしかけ十年ほどかけて、ちえ子と二人で祈りの家を造った。
水道工事以外、ほとんど手作りである。素人大工ゆえ、やや屋根も傾き加減である。雨漏りもある。それでも祈り人がきて、祈るにはさほど不自由はない。上の写真は最後に仕上げた、
『納骨堂兼祈りの家』である。ここは最高の材料を使って仕上げた。ここで、毎朝、夜明け前から一時間ほど祈る。祈り終えると、東の空が明るくなる。もう、一年になる。目覚まし時計は持っていない、『おい、こら、やい!』と主が起こしてくださる。傍目にはご苦労なこった、と思えるかもしれないが、これがまた楽しいものである。あなたも試してみる?・・・・・
写真は当時撮ったもので、少し散らかっているが・・・・
(2021年9月16日追記)