イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

3月31日(火):青草

 


f:id:dotadotayocchan:20200401221542j:plain
『わたしは、全地のおもてにある種をもつすべての草と、種のある実を結ぶすべての木とをあなたに与える。これはあなたがたの食物となるであろう。また地の全ての獣、空のすべての

鳥、地に這うすべてのもの、すなわち、命のあるものには、食物としてすべての青草を与える』。そのようになった。神が造ったすべての物を見られたところ、それは、はなはだ良かった。創世記1章29節~31節(口語訳)

            ☆☆☆

        狼は子羊とともに宿り

      ひょうは子やぎとともに伏し

     子牛、若獅子、肥えた家畜が共にいて

      小さい子どもがこれを追っていく

        雌牛と熊とは共に草をはみ

         その子らは共に伏し

        獅子も牛のようにわらを食う

       乳飲み子はコブラの穴の上で戯れ

      乳離れした子はまむしの子に手を伸べる

        わたしの聖なる山のどこにいても

        これらは害を加えず、そこなわない

            主を知ることが

           海をおおう水のように、

           地を満たすからである

             (イザヤ書11章)

             ☆ ☆ ☆

朝の日課に、犬たちの散歩がある。母親と息子の二匹いる。草むらに連れ出すと、青草を食べ始める。彼らの日課である。ちえ子と母犬、わが家の女たちは甘党で、スイカと林檎が好物である。私と息子は食べない。親子でも食事は別々に与える。しかし、水は一つの入れ物で足りる。青草を食べる時のように、草の取り合いや、水争いはしない。それらは、無尽蔵にあるので争わないのである。サバンナでライオンも満腹の時は、目の前でウサギが駆けっこしていても襲わない。私達は何故、人をさげすみ、悪意をもって見、相争うのか、エバの犯した罪はむさぼりである。エデンには青草が生い茂り、木の実がたわわに実っていたのに・・・・・神の恵みが十分なのに、それ以上

欲したところに、罪があった。

主を知ることが、海をおおう水のように、私を満たして欲しい。

f:id:dotadotayocchan:20200327065558j:plain

f:id:dotadotayocchan:20200425110135j:plain