イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

5月20日(水):学者の風貌

    

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 ・・・・H・ジェイコブズ博士・・・・

キリスト教教義学」の著者について、鍋谷教授が博士の面白いエピソードを紹介している。

「ある時、ジェイコブズは近所の散髪屋に散髪をして貰ったが、翌日また、その散髪屋にやって来た。(ジェイコブズ博士、何か御用ですか)と店の者が尋ねると、「散髪してもらいたい」。と頼んだそうである。数日経って、今度は行きつけの銀行に行き、窓口に立っていたので、係の者が(ジェイコブズ博士、何か御用ですかと)尋ねると、「散髪してもらいたい」

と頼んだそうである。古きよき時代に、神学に没頭する学者の

風貌をうかがわせる話である。・・・・・・・・

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     ・・・・そそっかしい教授・・・・

大学の先生の中にはおかしな人がいる。ある朝、某教授は、背広を着、ネクタイを締め、カバンを持ち自宅を出た。教授はバスの停留所でバスを待っていたのだが、何か周りが変だ、怪訝(けげん)そうにこちらを見るので、どうしたのだろうとおもいつつ、ふと自分の足元をみると、何としたことか、ズボンをはいていなかったというのである。・・・これもまた、古きよき時代の話である。ところが、最近の大学教授は、胸のポケットに手鏡を入れているそうである。それで、女子高校生のスカートをどうのこうのと、裁判沙汰になっているそうである。この際、その教授が有罪か否かは些細なことである。そもそも、

「教授」なる者が手鏡を持ち歩くこと自体「万死に値する」と

私などはそう思うのだが・・・・

(この稿は2008年・イミタチオ・クリステイに掲載)

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目黒の山本さんという人から、秋田県本荘市で、教会を立ち上げたが、苦戦している人がいる。私に力になれないかと、打診があった。女性伝道者を支援している人で、一度、お茶の水の会館で、名刺交換をした覚えがある。本荘の人は胃癌で入退院を繰り返して、厳しい状況だという。いずれにせよ、「現場」を見なければなんともいえない。来週、本荘で山本さんと会うことにした。イエス様ならどうされるか、それが全ての判断基準である。・・・・

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