イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

10月8日(金):週刊誌と宝くじ

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週刊誌と宝くじは買わないというのが信条であった。信条と言えるほどたいしたことではないが、昔いた教会の信徒さんがしょっちゅう買っていたので、それを横目で見ながら、そう思った。最近の文芸春秋や、新潮はそれほどでもないが、以前はゴシップ記事が多かった。芸能人がどうした、こうしたで、そんなことにはトント興味はなかった。このブログで「学者の風貌」という欄で、ジェイコブス博士の逸話を書いたことがあるが、ウイリアム・バークレイもまた同じような人であったかも知れない。どこかで、神学に没頭していると、貴重な時を、つまらない本に費やしている暇はないと・・・・私の場合はそんな殊勝な心掛けで、週刊誌を読まなかったわけではないが、世上のあまり信憑性のない記事に興味が湧かなかっただけである。それでも最近は何冊か買って読んだ。野坂昭如氏がどこかで

週刊誌一冊読むと、何か書くヒントを見つけられる。と書いていたのを記憶している。「売れっ子作家」も種切れになってしまうのだろう。

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私も、ブログを書いていると「種切れ」になることがある。週刊誌でも読んで、気を紛らわすか、と考えるのである。そして、最近になって三冊くらい週刊誌を買って見たが、昭如さんのように、「ネタ」は見つからなかった。

宝くじの方は、いまだに買ったことがない。幼稚な信仰の時代から(今でもそうだが)宝くじで当たる当たらないにかかわらず、これは明らかにイエス様の御旨に沿わないと信じていた。これだけは確かな事である。・・

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昔、アメリカで「くじ」に当たり思いがけず大金を手にした者たちの追跡調査をしたことがあった。その結果は、驚くことに8割の人が「不幸」になっていた。アメリカで、くじのあたり大金を手にした男の実話を報道していた。彼は毎日、ベットに寝転んで、好きなものをたらふく食べて暮らしているうちに、病気になった。さて病院へ行かなければならなくなったが。余りに太り過ぎてしまったので、ベットからは起きられず、しかも

玄関のドアを壊さなければ、外へも出られないようなことになっていた。

ただただ、哀れと言うほかはない。「貧しいものは幸いである」というつもりはないが、分不相応な富は禍いをもたらす。身の丈にあった暮らしが一番。もとより賢い人もいるが、8割が不幸に不幸になるそうなので、私などは、宝くじなどはなから買わない方がいい。・・・・・・

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秋田の人から偏平足で足が痛むと、便りがあった。これ靴の中に石ころを入れても治らないよ!

今日一日、カーポートの拡張工事をした。北の国は今から、冬の準備をしなければならない。何年か前、随分早く雪が降って、根雪になってすべてが雪の下。春まで、何もできなかった・・・・・