イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

10月9日(金):偽りの神 まことの神 羽鳥明師

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『主に信頼せよ。・・・主は祝福してくださる。詩115;11~12』

こんな話があります。ある人の家が火事になりました。火の回りが早くなにも持ち出せません。一番大切なものだけを持ち出そうと、神棚を担ぎ出して逃げました。しかし、しばらくして考えました。神様は私たちを助けて下さるお方なのに、なんで自分が火の中から神様を担ぎ出さねばならないのか。愕然として、人が神としていたものに頼ろうとしていた愚かさに気付き、その人はまことの神を求め始めたというのです。・・・・・・

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しかし、「おぼれる者はわらをもつかむ」ということわざにもあるように何もかも発展した現代にあってもなお、人々が偶像を拝もうとしている現実があります。この事実こそ、人が神を必要としている証拠の一つではないでしょうか。・・・・・・・・・

イエス・キリストは、「天にいます私たちの父よ」と私たちがまことの神に祈るように教えて下さいました。造られたものでなく、造り主であるまことの天の神、私たち一人ひとりをかけがえのない子のように愛してくださるまことの生ける神、いのちの父なる神にこそ信頼すべきですす・・・

バックストンはこの詩篇の中から四つの祝福を拾い上げました。「私たちを助け」「私たちを恵み」「私たちを守り」「その恵みを拡大」して下さるということです。この詩篇は、まことの神を信頼すれば必ず祝福して下さることを強調しています。

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