イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

12月23日(水):あの夜の闇

『光はやみのなかに輝いている。そして、やみはこれに勝たなかった』

              (ヨハネ福音書1:5)

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人生の中で経験もしなかった一年が終わろうとしています。新型コロナウィルスで私たちの生活は一変しました。大変な一年でしたが、クリスマスは今年もやってきました。ヨハネ福音書はクリスマスは「光の到来」と告げます。それは「光が来たので闇は去った」という事ではありません。

「光は闇の中に輝く」つまり、闇はあり続けるのです。光を探す人は闇を見つめなければなりません。そして聖書は「闇は光に勝てなかった」と告げるのです。・・・・・

ルカ福音書は、クリスマスの「闇」を記しています。2章7節「・・・

客間には彼らのいる余地がなかったからである」赤ちゃんが「飼葉おけ」

に寝かされても皆は見て見ぬふりをしました。「自分のことで精一杯、他人を助ける余裕はない」「宿屋の予約をしなかったのは自己責任だ」そんな声が聞こえてきます。・・・・・・

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クリスマスは、イエス・キリストの誕生を祝う日です。イエス・キリストとは何か。それは「余地」だと思います。「余地がない」と言う世界に

「余地」となるためにお生まれになったのです。自分だけという闇に打ち勝つために、イエスを信じるということは、他人に分け与えるということです。それがイエスの救い、十字架の恵みです。・・・・・

「闇は光に勝てない」これが世界の結論だからです。その事実を告げ知らせるため今年もクリスマスはやってきます。・・・・・・・

クリスマスおめでとうございます。

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      ☆       ☆        ☆

今日は、岐阜キングス・ガーデン、の副理事長 河合 昇先生の文を会報から借用し、載せました。含蓄の深いメッセージが込められて、なるほど、なるほどと読ませていただきました。

この会報は理事長をしておられる。竹内 伸秀先生より送られてきたもので、ガーデン内の行事などを紹介してくれています。先生ご夫妻は、10月の末、恩寵教会をお訪ね下さり。楽しいひと時を与えてくださいました。今年のよき思い出にもなり、新たな友人を得たことを感謝しております。

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よき思い出になりました

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奥様とちえこマタギの里にて

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クリスマスおめでとう・・ハイ、おめでとう・・今の時期はこれだけ