・・サン・ダミアーノの十字架の前で・・
裕福な衣料商の一人息子フランシスコが、荒れ果てた教会、神の家を修復するようにと、神から呼びかけを受けた時、彼はすでに二十五歳になっていました。あの有名な十字架の前で、次の祈りをもって、主にお答えしました。その十字架は今、アッシジの聖クララ教会に保存されています(フランシスコの祈りとして記録されたものの中で、最古のものです)
栄光に輝くいと尊き神よ
わが心の闇を照らし
全き信仰をお与えください。
堅固な希望、そして
完全な愛徳をお与え下さい。
主よ、私に正しい感覚と
正しい知識を持たせ
あなたが私にくださった使命を
正しく実行させてください。
昨日は朝一番に福原兄から連絡があり、届けたい物があるので取りに来てくれとのことであった。自分で持って来たいところだったろうが、この前、歩いて持って来ないで、電話すれば伺うと言っておいたので、電話してきたのだろう。行って見ると、笑ってしまった。植木鉢と、栗の実と、金と銀の紙で加工した「鈴」が一対。その鈴がやたらに面白かった。どこで見つけたか知らないが、70過ぎた大人が、子供のように鈴を買う姿を想像したら、可笑しくてたまらず、ちえ子と顔を合わせて笑ってしまった。鉢植えは、木の種類はわからないが、赤い小さな実が沢山ついていた。そのにぎやかさが、クリスマスにふさわしい飾りに感じられたのだろう。と納得した。このきれいな、金、銀の鈴は早速教会の案内板を飾った。クリスマスの案内を持っていくと、出席するとのこと。
今日はまた、正男じっちゃんのところを訪問、約一月ぶりだが、まぁ、まぁ、血色の良いこと、驚いた。顔がつやつやと光っている。じっちゃんも、クリスマス礼拝に出ると言ってくれた。帰ってくると娘の真知子さんからすぐに電話があって、「父がとても喜んでいたのでよろしくお願いします」とのことだった。さて、一件落着と思いきや、二人とも車で迎えに行かなければならないのだが、方向が正反対。福原さんのところは、北に24キロ、じっちゃんの施設は南に30キロ。10時半の礼拝の始まり迄、間に合うか。この難問は明日ゆっくり考えよう。