イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

12月23日(木):下田真史牧師夫妻

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来年4月から新規開拓伝道に出られる、秋田キリスト教会の下田牧師ご夫妻が今日当教会に立ち寄られた。前から予定されていたものだが、楽しみにしていた。ご夫妻が来られるのは今年の5月2日以来である。牧師按手を受けての初めてのメーッセージを是非当教会でお願いしますとの願いを快諾して頂き、ご奉仕いただいた。・・・

今回は開拓伝道地の下見の帰りに寄ってくださったのだが、お昼を挟んで2時間ばかり、沢山のことをお聞きできた。開拓地六戸(ろくのへ)は彼の生まれ故郷で、ご両親も近くにおられる。ご両親は共に教師を定年退職されご健在である。さぞ心強いことであろうかと察していたのだが、案に相違して父親に猛反対されて難渋したという。親子の断絶寸前までいったらしいが、不思議に事が収まりそうな雰囲気なので、とりあえず一安心というところだろうか。 「イエス様でさえ、故郷での伝道には難渋されたのだから」当然と言えば当然である。私自身についても同じ事が言える。私も生れ故郷で教会を立ち上げた。それだから、よくわかるのである。そこには、隣近所、親戚、友人たちの得も言われぬ、圧力みたいなものを感じる。快く協力してくれる人達とそうでない人たちに分かれる。・・・ その事が気がかりではあるけれど、そこは主に委ねるしかないであろし、多分大丈夫だろう、まだ若いし(年齢を聞くのを忘れた)、気骨もある。

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奥さまの方もしっかりしている。最初に会った時は、余り良い印象は受けなかったが、二度目はそれが和らいだ、今日は立派な牧師夫人だった。ただ、腎臓に病を持っていてそれが気がかりだが、気を張っていたせいか、元気に見えた。大丈夫、「主、イエス様が守ってくださる」その信仰に支えられているのだろう。ことばが前向きで明るかった。・・・・・・ 2時間ばかり、あれや、これやの話題に花が咲き、全部は書ききれない。おいおい、少しずつ紹介していこう。それにしても、感じたのは、よくここまで指導してこられた、渡先生の「薫陶」である。面白い話も出たがまたにしよう。この教会から、開拓伝道地まで車で3時間ばかり、私たちも及ばずながら、何かしらのお役に立てる事を願っている。最後に一言、帰りがけに、私たちが横着して雪かきをしていなかった玄関前や車庫の前の雪かきを頼みもしないのに、二人でスノーダンプで、あっと言う間に除雪してくれた。これもまた、渡先生の訓練の賜物であろう。気配り、謙遜、奉仕に感謝。アーメン。

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