イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

12月22日(水):今日は通院日

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ひと月に一度市内のTクリニックへ通う。30日分の薬を処方されているのだが、横着して服用しないので、薬がなくなるまで行かない。今回は二三日前から切れていたがさしたることもない。血圧は野菜中心の食事にかえてから安定している。糖尿病は正常値、甲状腺の方は、先回から薬を減らされているという状態だから、とりあえず、健康体に近い。それでも病院に行く理由は二つある。一つは院長先生の顔を見に行くこと。T医師とは長い付き合いだ。40年近くなる。彼が市民病院の内科部長をしていた頃からで、両親を看取っていただいた。当時MRSA(院内感染)が問題になった時期で、母がそれに罹り結核病棟に移された。それを、T医師が内緒で知らせてくれた。モルヒネの使用量を相談したりと、まぁ、それやこれやのことがあって、以来、ずっと我家の主治医と考えてきた。診察室では、軽口をたたくと大声で笑い、看護師さんが何事かと覗きに来る。ふた月前から息子さんも診察をするようになった。「倅です、よろしくお願いします」というので、「あぁ、いいよ」と言った。帰ってちえ子にその話をすると、禿頭を叩かれた。「お医者様に、そんな口をきくもんじゃありませんと」。・・・・・

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もう一つの通院理由は、看護師さんたちにクリスマスケーキを届けること。2年程、甲状腺のことがあるので市民病院に通っていたが、どうも馴染めなくてTクリニックに舞い戻って来た。その時、看護師さんたちが、大喜び迎えてくれた。病院へ行って歓迎されるのもおかしな話だが、顔見知りの看護師さんたちが手放しで喜んでくれたのが、嬉しくて、以来、毎年、クリスマスにはケーキを贈ることにしている、イースターには、「イースターエッグ」と決まっている。今日のケーキの代金は、事情を話すと、ちえ子が払って、受付の人に渡してくれた。帰りにはいつものように買い物をして帰ったが、ルカのフードを忘れてしまった。仕方がないので夕食の牛丼を食べさせたらご機嫌に寝ている。

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