イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

10月3日(土):なかよし

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犬は生まれた時初めて見たものを親だと思うそうである。母親のお乳を飲み終えた時、そこに私がいた。それで12年間、自分の父親は私だと思い込んでいるらしい。そんなとき、ちえこがのぞきに来た。「この人誰?」

そんな顔をしたようなので、「う~ん・・・・あばぁ~ちゃん」と言ったら、ちえこの平手打ちが私の禿げ頭に飛んで来た。・・・・・

子犬には、まると名前をつけた。背中に日本の国旗のような黒い円があったのでそう命名した。生まれたばかりの頃は毛が短いので、きれいな丸い円が出来ていた、面白いので、地元の新聞社に電話してみると、取材に来

て来て写真を撮ってくれて、小さなコラム風の紹介文と写真が掲載された。・・・・・・

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子犬は生まれてから8か月くらいで成犬になるらしいが、まだ子供の頃、

留守をしている間に、幼鶏を襲っていた。同じ家敷内に鶏を放し飼いにしていたのだが、いつも一緒にしていたので、まさか襲うとは思わなかった。そんなある日庭に行って見ると、子犬のまるが一羽を襲い、羽根をむしって食べ始めていた。私は烈火のごとく怒り、木刀を持って来て、地面を何度も、何度も叩き続けた(もちろん、体は打たなかったが)。まるは恐怖のあまりうずくまってしまった。しばらく動こうとしなかった。・・

以来、鶏の肉は食べようとしなくなった。スーパーで売っている鶏ももを与えようとしても、口を堅く閉じて、食べようとしなかった。口の中へこじ入れようとしても、頑として受け付けないのである。しばらくはそうした状態が続いた。少し怒り過ぎたかなと思ったが、そのうち、あまりもいい香りがするので、ペロペロ舐め始め、それからようやく食べるようになった。それからは、庭の中が平和になった。・・・・・・

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鶏の方だが、こいつらオンドリもメンドリも立派なトサカを持っている割にはかなりIQが低い、作業所へ入ってくるなと何度追い散らしても、5分もすると、またやって來る。イタチごっこみたいなもので、こちらが根負けしてしまう。それにずる賢くて、犬が危害を加えないと判ると、冬の寒い日など親子の犬の暖かい背中の上に乗っかり「チャッカリ」暖をとって、眠っているようになるから呆れてしまう。

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今日また嬉しい便りがあった。晴美さんが10日お休みなので、遊びに来ると。この前は何時だったかな?。それにいろいろ身辺整理も出来たようで、良かったと思っている。柴田さんのこともどこかで聞いたらしく、日々祈っていると書かれていた。いい子だこれからはもっと自由にそして幸せになって欲しい。月末頃、遠くから客人が見えるし、千客万来で結構なことだ。・・・・・
クイズ:下記に文字を意味の通る日本語にしてください

ニワニハニワウラニワニハニワニワトリガイル。解答は明日発表。

「・話」さてこれはなんと読むでしょう。・・・

学生時代の宮田さんお宅でみんな集まって、たわけた遊びをしていたっけなぁ~。そう言えば今年の正月二日に宮田さんから電話があったのを忘れていた。安藤先生の奥さん実兄の人で、ルーテルの人とは関わりなくなかったので、そのままにしていた。余りいい事ではなさそうだ。安藤先生も親御さんの世話で披露困憊気味と聞いた。倒れなければいいが・・・・・・