イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

11月27日(金):世界の子供たち

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教会は、すべての国民が出合う王国である。とある教会の建築中のステンドグラスは、その会堂の一つの大きな特色になるはずであった。委員会は窓のテーマについて調査し、そして、そのテーマを賛美歌の一節にする決定をした。

♫・・天国の神の王座に

♫・・数千の子供たちが立っている

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彼らは、その窓を製作するするための絵を描かせるために、ある優れた画家を雇い入れた。仕事を任されたその画家は仕事に惚れ込んでしまった。

遂に彼はその絵を仕上げた。その夜床に就き眠りに落ちたが、彼はアトリエで物音がしたように思った。彼には、自分がアトリエへ調べに入って行ったように思えた。そして彼は、自分の絵に向かって見知らぬ人が一人、刷毛とパレット持って仕事をしているように見えた。彼は叫んだ、「やめてくれ、あなたは私の絵をだめにしてしまう」と。その見知らぬ人は言った「わたしには、既にあなたがだめにしているように思える」と、画家に言った。「なんだって」。見知らぬ人は言った「あなたはパレットに多くの色を持っているが、子供たちの顔の色は一色しか用いていなかった。誰が天国には白い顔の子供たちだけがいると語ったのか」「いや、誰もそう言わなかった。ただ私がそう思ったに過ぎない」見知らぬ人は言った。

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「見なさい。わたしは彼らのうち何人かの顔の色を黄色、ある者は褐色に、またある者は黒色に、ある者は赤にしよう。彼らはみなわたしの召しにこたえたのだから、みな天国にいるのだ」画家は言った。「あなたが召されたですって。あなたはどなたでしょうか」見知らぬ人は微笑した、「一度ずっと昔に、わたしは言った。『子どもたちをわたしのところに来させなさい。止めてはならない。神の国はこのような者の国である』と。

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その時、画家はそれが主御自身であることを知った。彼がそれを知ったとき、主は見えなくなった。小さな黒人の子供たち、小さな黄色い、目じりの上がった中国人、また赤い人たち、アメリカ・インディアンたち、アラビヤ人たち、それに小さな白人の赤ん坊たちもいたので、その絵は一層素晴らしく見えた。朝になって

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芸術家は目覚め、アトリエに飛び込んだ。それで彼はすべてが幻であり、夢であったのを知った。丁度その日、委員たちが、その絵を調べに来るはずであったが、彼は刷毛と絵具を取って、世界中のあらゆる色、あらゆる人種の子供たちを描き始めた。委員たちはその絵を非常に美しいと思った・・・・・

委員の一人が言った「おや、これは神の家族が家にいるようだ」と。・・

教会は神の家族である。パレスチナで始まったその教会は、からし種のように小さかったが、世界中のすべての国民のための場所をその中にもっていた。神の教会の中に障害はない。人は障害をつくったが、神はキリストにあって、それを破られた。・・・・・・・

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カホコさんから電話あった。来年はご主人の13回忌だそうで、帰ってくるとのこと。もうそんなに経ったかねえ~・・・・・

マチコさんの入院日、シキちゃん泣きやんだかなぁ~・・・・

ヒトシさん大変だなぁ~

今日は朝に、八郎潟教会の信徒さんを想いだしてしまった。私たちに長生きの秘訣を教えてくれた。第一に一日十回深呼吸すること。第二に、一日に一回自分を誉めること。第三に、一日に一回笑うこと。なるほどとうなづいていたら、本人がさっさと逝ってしまった。いい人だった・・・

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さみしかったでしょう・・・うん、うん