イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

5月23日(日):ペンテコステの日に

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私たちは、ペンテコステの日に起こったことを詳しく知る事は出来ない。けれども、この日は教会にとって、非常に大切な日であることがわかる。なぜなら、この日、聖霊が特別な仕方でキリストの教会に与えられたからである。使徒行伝は、聖霊福音書と呼ばれている。もしもう一度、目を留めなければならないとすれば、それは聖霊の教えである。・・・・

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御霊のみわざ・・・

この瞬間から聖霊は初代教会を支配する実在となった。

1・御霊は神の指導力の源泉であった。

①・・御霊はピリポを導いてエチオピアの高官に近づけた(8:29)

②・・御霊はペテロにコルネリオの送った密使と会う覚悟をさせた(10:19)

③・・御霊はペテロがためらわず密使と連れ立って出発するようにさせた(11:12)

③・・御霊は、異邦人に福音を伝えるという重要な役割のため、パウロバルナバを離れさせた。(13:24)

④・・御霊は、エルサレム会議を指導した。(15:28)

⑤・・御霊はパウロを導いて、アジヤ、ムシヤ、ビテニヤを通過してトロアスに下り、そこからヨーロッパに渡らせた。(20:23)

⑥・・御霊はエルサレムで彼を待ち受けているものが何かを告げている。

(20:23)

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初代教会は、御霊の導きなしに、大切な決定を下したことはなかったし、重要な段階に踏み出したこともなかった。教会の指導者たちは、御霊に満ちたひとであった。

①・・7人は御霊に満ちた人であった。(6:3)

②・・ステパノとバルナバは御霊に満たされていた。(7:55.11:24)

③・・パウロは、エペソの教会の長老たちに、御霊は神の教会を牧させるためにあなたがたを立てたと言っている。(20:28)

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初代教会の会員はみな、空気を呼吸して生きているように、御霊のうちに生きていた。

使徒行伝5章32節は、意味深いことを教えている。それは、「神がご自身に従う者に賜った」御霊についてである。大切なのは『人が御霊を与えられる度合いは、その人がいかなる人間であるかによって決められる」ことである。誠実に神のみこころを行おうと努力するしているひとは、段々と御霊による奇跡を経験することになるだろう。キリストに従う人生を生きようとする人はひとりでに力を得ることになる。・・・・・・

使徒行伝の前半13章までに、聖霊について言及している箇所が40以上ある。初代教会は御霊に満たされた教会であった。そこに力があったのである。

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