私たちが碧南市に滞在していた時、そこの教会で、三人の人に出会い、お世話になった。深瀬忠牧師については既に、書いた。もう一人、海軍軍医大尉。小林清医師についても書いた。鷲津メリーさんについては、これまで書く機会がなかった。先日、フェースブックの友達が、似たような絵を投稿していたので、WEB で検索してご覧と勧めたら、とても気に入ってもらった。93歳の現役画家として紹介されているが、多分、今はご存命であるか定かでない。電話してみれば、分かることだが、「もう、お亡くなりになりました」という返答が怖くて電話できない。いずれにしても、人と人とのめぐりあいとは尊いものである。
私たちが碧南を去る時、「深瀬牧師をよろしく」と言いながら、贈ってくれた、扇子。会堂のオルガンの上にずっとある。
《恵みにかがやき 愛にかおる
わが主のみあとの
うるわしさよ
この世のうれいも
ひとの罪も
しのびてその身に
負いたまえり》