イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

10月19日(火):カラッポ

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昨年の3月にブログを書きはじめて一年と数か月になる。思い返せばよくもまぁ、書き続けて来られたものだと、最近つくづく思う。最初の三か月は、イミタチオ・クリステイという小冊子を発行していたので、それを書き写せばよかったのだが、新しい記事を書くのには随分難渋した。それでも内容は良かれ悪しかれ、ほぼ毎日書き続けてきた。それで、本日でその記事は636回目である。この間記事を書かなかったのは、10日前後に過ぎないだろう。不思議なことに何の宣伝もしていないのに、教会関係者の間の口伝えで広まったらしく、一日のアクセス数が百を超えることもあり、こちらの方がびっくりしたくらいである。人間現金なもので、読者が増えると、すっかり張り切って、良い記事を書くように心がけた。そのためには沢山の本を読まなければならず、毎日、夜中の12時ぎりぎりまで書き続けてきた。・・

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私の場合、牧師という立場上、書くことの殆どが、宗教関係の記事になる。HATENAブログでは、宗教関係のものは余り取りあげられることもなく、そもそもそういう人たちはいなかった。今年の後半頃になってようやく、キリスト教関係の人が見られるようになった。・・・・・・・・

しかし、この3か月くらい正直、まともな記事、満足のいく記事というのがあまりに少ない、惰性で書いているような状態が続いていて、現在読者になって下さっている人には、申し訳なく、また自分でも忸怩たる思いがしてならない。言い訳をしてみると、もう私の頭はカラッポになってしまったような気がする。・・・・・・・

カラッポと言えば面白い話がある。紹介しよう。

アメリカの女性国務長官ヒラリー・クリントンが西欧を歴訪した時のことである。当然イタリアにも立ち寄った。当時の首相は、ベルルスコーニ首相であった。なかなか「個性豊かな」男であった。首脳会談後、ヒラリーの発した言葉が物議をかもした。「カラッポ」と彼女は言った。要するにイタリア首相の頭の中は「カラッポ」であった。というのである。さもありなん、と思う。彼の言行録、ジョーク集を見てみると、なるほどと思ってしまう。下の写真はその一例である。

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『彼は若くて、ハンサムで、日焼けしている』オバマ大統領との会談の時に言った言葉』黒人大統領を日焼けと揶揄しているところが、何とも笑わせてくれる。失言も多いが、なかなか、憎めない男である、