『まことに、まことに、あなたに告げます。人は、水と御霊によって生まれなければ、神の国に入ることはできません。肉によって生まれた者は肉です。御霊によって生まれた者は霊です（ヨハネ：３章５～６節）』
現代の社会は、歴史上かつて人々が経験したことがないほど豊かになった。これに似た時代が、旧訳の時代にもあった。ニムロデの時代と、ノアの時代である。ニムロデは人々を統率し、途方もない「塔」を建てようとした。ノアの頃は、享楽の世であった。地上に人の悪が増大し、その心はいつも悪いことだけに傾いていたと、記されている。・・・・・・
所詮、人は肉に過ぎないものである。磨いたら、ダイヤモンドのように光るわけではない。あの人は偉い、学問もよくできる、修養を積んだ立派な人だと言ってみても、霊によって新しく生まれなければ、みなどんぐりの背くらべのようなものである。皆やがては死んで宇宙の藻屑となってしまうだけである。この空しさに、救いの手を伸ばしてくださったのが、イエスである。パスカルは、「この世の空しさを悟らない人は、その人自身が空しいのだ」と書いている。イエスはその空しさを覚える人に、霊によって生きなさいと私たちに諭しているのである。わたしがあなたに霊を与える。その霊を受けたならば、あなたには見えてくるものがある。聞こえてくる声がある。そんな世界がある。その世界を見たら確かにあなたは変わる。わたしは死んだ者である。しかし生きている。わたしの霊があなたに臨むとき、確かにあなたは死んだはずのわたしを見るであろう・・・・
この世の安逸に心を奪われて、ダイヤモンドのように輝くものを、失ってはならない・・・・・・・
雪の結晶がなぜ同じようにみな六角形なのか誰も説明できない、私たちの科学はこの容易いと思われることさえ、解明できない・・・・・
雪の結晶が何故皆六角形なのか、どうしてそうなるのか？。その理由はだれに聞いても分からない。私たちの結論は、「神がそうつくられたから」
としか受け止めようがない。・・・・・
