イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

8月12日(木):棘 とげ

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『サウロ、サウロ。なぜわたしを迫害するのか。とげのついた棒をけるのは、あなたにとって痛いことだ』使徒:26章14節。

『死よ。おまえの勝利はどこにあるのか。死よ。おまえのとげはどこにあるのか。』Ⅰコリント15章:55節。

『そのために私は、高ぶることのないようにと、肉体に一つのとげを与えられました。それは私が高ぶることのないように、私を打つための、サタンの使いです』Ⅱコリント12章7節。

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友人の一人が薔薇の花を摘んでいて、小さな棘が指に刺さった。そんなしくじりを二度もし、二度ともお医者さんへ行って抜いてもらった、という。可笑しくて笑ってしまったが、考えてみると、一ミリにも満たない小さな棘が全身を不愉快にさせる。多分そんな経験はみな持っているのではないだろうか、私事だが、三日ほど前か歯が一本グラグラして、すこぶる気分がすぐれない、堅いものを噛むと痛むので、噛まずにそのまま飲み込むようにしていた。それで今朝、思い切って、決死の覚悟で、そいつを引っこ抜くことにした。エイ、エイ、ヤァ~と気合をかけるまでもなく

クイと引っ張るとス~と抜けた。痛みも、出血もなく、片付いた。・・

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『サウロよ。とげのついた棒をけるのは、痛いことだ』イエス様の言葉は私には、ユーモアに聞える。「お前は誰に歯向かっているのだ?」。

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『死よ、おまえのとげはどこにあるのか』。死はもはや、私の内から消え去った。

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新たな棘が与えられた。しかし、その棘は恵みに至る道筋です。あなたの贖いのみ苦しみにくらべたら。・・・・・・

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娘さんが本を出版されたという。是非読んでみたいものだ。

薔薇さんに不適切なと思われるコメントした。許さえよ。これも心に刺さった小さな棘、不快感が私を覆った。小さな棘が一日中痛んだ。

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