イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

10月16日(土):書籍

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このところ図書館通いをしている。断捨離の世代に入ってものを買うのを控えていることもあって、滅多に本は買わない。この一年間で買った本は二冊だけ、書棚の中にもうめぼしい本がないので、図書館を利用している。今日借りて来た本は。「私の宗教観」佐古純一郎著。「マザーテレサ沖守弘著。「第一次大戦史」板谷敏彦著。の三冊。・・・・

最近は本を借りて来ても全部は読まない。気になるところを確認するだけのことが多い。目次を見て関心のあるところだけ読む。はなはだ、悪い読者なのだが、目次を見ればおおよそ書かれてあることが見当が付けられる。佐古純一郎師は、50年ほど前に講演を聞いたことがある。お寺さんの招きで、「歎異抄」について講演された。この本でも親鸞について書かれているが、驚いたのは、死刑囚歌人島秋人についての項目もあったことだ。じっくり読んでみることにする。・・・・・・

マザー・テレサの本は主に写真集といったものである。マザーの本は幾冊かあり、DVD]を使って以前伝道会をやっている。・・・・・

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第一次世界大戦史」は、少し確認したいことがあって借りてきた。

第二次世界大戦において、何故、ユダヤ人の「大量虐殺」が行われたか。

その原因は、第一次大戦終戦時にさかのぼる。大戦末期戦線は膠着状態であったが、ドイツ(プロシャ)軍は負けていなかった。革命政権ができ、負けてもいない戦争を無条件降伏という形で収拾をはかった。軍部の

不満は大きかった。それは「背後からのナイフ」と言われ、革命政権が十分戦えると思っていた軍部を失望させた。真偽のほどはわからぬが、その革命政権を誕生させるのに、ユダヤが働いたという噂があった。・・・・

ユンカーと呼ばれた貴族出身の高級将校たちは、このことを忘れなかった。私たちがあのホローコストで、何故、下級兵士、伍長上がりのヒトラーにやすやすとその命令に乗ってしまったのか、その伏線は、「ユダヤが動いた」と信じたことにあったようである。それでなければ本来「騎士」であるはずのユンカーたちが、あのホローコストを見て見ぬふりをするとはとても考えられない。「背後からのナイフ」は軍部にとって事実であったとしても、それをユダヤ人の画策ととらえてしまったところに大きな悲劇があった。・・・・・・・

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あるユダヤ人が言っていた「我々は少し調子に乗り過ぎるきらいがある」と、ホローコストは当初、その犠牲者は300万人と言われていたが、およそ合点のいかない数である。第二次大戦の4年間に、戦時中の国が300万人もの人を殺害するのは物理的に不可能である。最近は60万人などと言われているが、いずれにせよその数は確定されていないのが事実のようである。因みにある資料によれば、戦後人口調査をしたところ、ユダヤ人の人口が戦前ょり、人口が増えているという結果もある。ホローコストは確かに行われた忌まわしい事実ではある。ただそこには、意図的な誇張が含まれていることもまた事実である。・・・・・・・

話が脇道にそれてしまった。本題は別の日に書くことにする。許されよ!。

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今日は秋田キリスト教会の晴美さんが来てくれた。年に二度ばかり話し込むのにやって來る、穂も来た、ちえこと三人女性の長話、私はいつものけ者。よくまぁ、あんなに長話ができるものだと、いつも感心させられる。

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