イミタチオ・クリスティ

村の小さな教会

9月2日(水):健全なる精神

  

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もう秋も近いこんな風にギターを抱え寝ていたいねぇ

     ・・・健全なる精神は健全なる身体に宿る・・・

註:ローマの詩人ユウェナリスの「風刺詩集」に収められている言葉。

事の起こりは、今年の1月頃のことである。まだ知り合いのおばぁちゃんを自宅に預かっていた時のことである。市立病院の診察の順番が回ってくるのには長い時間待たされる。そんなことで、私は昼前には帰宅しなければならないので、早い時刻に出かけた。順番は6番であった。私の診察は血液検査があるので、一時間ばかり余計にかかるのだがそれにしても一向に名前が呼ばれない。11時になって、一人の看護師にどうなっているのか尋ねたが、何の措置も取られなかった。自宅には病人が二人いる。食事の準備や、おむつ替えのために、暖房を入れなければならず、ジリジリしていた。結局、診察室に入ったのは、最後になった。・・・・・

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堪忍袋の緒が切れた。看護室へ行って辺り構わず怒鳴り散らした。「診察順番6番がなぜ最後になるのか!」。「今、何時だと思っている、朝の6時から待たされて、7時間にもなる」「どういうことか説明しろ」私の怒鳴り声は、廊下はおろか、主治医の先生にも聞こえたはずだった・・・・

それ以来、この病院に見切りをつけた。何度も、別の病院(知り合いの開業医)へ紹介状を書いてくれるように依頼した。私の主な病状は、甲状腺のホルモン分泌が極端に少ない事であった。主治医は悪化すれば、命にかかわるなどと「脅して」なかなか紹介状を書いてくれなかった。・・・

それが今日、漸く紹介状を書いてくれることになった。今度の主治医は、父と母を看取ってくれた先生である。40年来の付き合いがある。冗談も言い合えるし、9時に出かけて、10時半には診察が終わる。・・・・

それにしても、今日の検査はこれまでになく良好だった。ほとんどの数値が「正常値」に戻っていた。血圧なんぞ、121だった。心拍数61、脈拍41、これは少し低いが昔からだ。糖尿病の数値もOK,尿酸値もクリアもう薬はいらなくなった。「どんんもんだい」と意気揚々と帰ってきた。

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      ☆        ☆         ☆

主なる神は、昔の人とダニエルに青草を与えた。人は本来ベジテリアンであることが好ましいが、なかなかそうもいかない、しかし最近は、スーパーへ行っても、野菜売り場は吟味するが、肉売り場のコーナーはほとんど素通りする。それと、シベリヤ抑留者が教えてくれた教訓。「咀嚼30回」は励行している。そしてよく山へ出かける。スエーデンかノルウエイか忘れたが。頭痛がしたら、森へ行って来なさい、そこで森の空気を吸ったら、たいてい治るから。とある女性の話を聞いたことがある。・・・・

自然の中に住んでいることは、この上ない幸いである。都会人よ!・・・

自然にかえれ・・・とルソーのようにおすすめする・・・・・

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今日は孝子ちゃんが来た。女の長話に付き合っていられないので3時間ばかり眠り、夕方まると山へ行って来た。

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犬のまるは贅沢に泉に体を浸し、ジャブジャブ・・・・